タイトルに記したように、岡田監督に「ありがとう」とか「お疲れさま」と思っている阪神ファンやプロ野球ファンの方々は読まな方がいい。
ぶっちゃけ、岡田監督の無能な采配をこれでもかというくらいみせつけられて終焉を迎えた。
92年の最後の最後で優勝を逃した時以上の脱力感だ。
優勝というのはできる時にしとおかないと、いつでも優勝できるもんではないから長引くもんだ。
実際に92年の時に逃したら03年まで優勝できなかったし、73年の最終戦で負けて2位になった時にしても85年まで優勝できなかった。
大体、最大13ゲームも差をつけても逆転されるんだから、普通なら考えられないことだ。
だが、これだけ勝たなければいけない試合を落とせば、優勝なんかできるわけがないんだけど、そういう意味ではホント勝負弱かった。
まぁそれもこれも岡田監督の下手くそな采配に尽きる。
つまり岡田監督こそ“歴史的V逸”とCS敗戦のA級戦犯だ。
結局、昨日の試合にしても同じことの繰り返しで、後半戦の阪神の課題を象徴する試合だった。
8月からずっと重苦しい試合が続き、決定打不足に苦しみ全然改善できないままだったが、ペナントにしても、今回のCSにしても完全に力負けかと言えば、それは違う。
短期決戦ということもあるかもしれないが、岡田監督と落合監督の差が如実に出た。
例えば、岩田を代え方にしても考えられない。
8回裏1死ランナーなしの状態でチャンスでもなんでもないのに、8回被安打1無失点の岩田に代打ってどういうこと?―
しかも絶不調の桧山。
で、あっさり三振…。
実は同じような展開が中日にもあった。
8回表2死ランナーなしで、7回被安打3無失点の吉見に打席が回ったがそのまま打たせた。
結果、吉見は8回被安打4で勝ち投手になった。
先に岩田を降ろした時点で勝負あった。
その岩田は打たれていないのに変えて、藤川が打たれた。
ただ、今年の阪神は久保田の使い方にしてもこんなのは一度や二度の話じゃないから。
岡田監督自身が、特に終盤はどんなに調子良くても先発を変えていくし、それをペナントからCSまでこだわったんだから、最後も自分で幕を閉じたとしか思えない。
さらにいえば、9月以降は馬鹿のひとつ覚えのようにアッチソン、ウィリアムス、藤川。
あれは酷使というより、出しすぎだ。
だから、リーグ終盤から相手に研究されつくされた。
9回表のウッズの本塁打にしても、はっきりと監督が藤川に「勝負しなくていい 」と指示するべき。
1点勝負の展開で、2アウトで1塁、2塁が空いて、一発がある相手にわざわざ勝負必要は無い。
負けたら終わりの試合にも関わらず、このザマだ。
今年の貢献度を考えてみても、打たれた藤川に対して文句は言えないよ。
ただ、CSで藤川に3連投させないといけなかったのか? ―
CSだけではなく、10月は全部大差で勝っている試合であろうが負け試合であろうが、毎日毎日藤川。
こんなんじゃ来年は潰れているかもしれない。
久保田だって、酷使で潰されたようなもんだ。
しかも不調な選手を使い続ける。
新井にしたって、本人がいくらやりたいと言った所で満身創痍で絶不調なら出す意味がない。
それは北京五輪の時でも一緒でしょ。
そういう見極めができないようでは、何のための管理なのかね。
いずれにしても3試合で0封が2試合もあるんだから勝てるわけない。
正直いって、最後まで岩田と吉見の一騎打ちが見たかったよ。
それで負けても来年に繋がるじゃん。
岩田は勝負に勝って試合に負けた。
とにかく今年は終わった。
岡田監督の辞任が、ファンからすれば来年の一番の展望だ!
来年はいろんな事を変えていかないと勝ち抜けできない。
課題はこんな感じ。
長いイニング持つことができる先発の確立。
ポスト矢野。
矢野は今岡と同様、はっきり言って衰えた。
長打力も仕掛けも何もないちぐはぐな打線。
で、ポスト金本。
実力でレフトのポジションを奪うくらいの選手が出てこないときつい。
来年も金本がフルイニング連続出場が継続されるようでは、未来はない。
セリーグクライマックスシリーズ第1ステージ結果&詳報
第1戦 10月18日(土)×阪神 0対2 ○中日 京セラドーム大阪 33824人
中日が接戦を制した。
1回2死三塁からウッズの左前安打で先制。
6回は森野のソロ本塁打で加点した。
先発川上は緩急をつけた投球で要所を締め、7回無失点。
阪神は安藤が5回を1失点に抑えたが、2番手アッチソンが踏ん張れず。
打線も8回無死一塁、二塁の得点機を逃すなど再三の好機であと1本がでなかった。
第2戦 10月19日(日)○阪神 7対3 ×中日 京セラドーム大阪 33881人
阪神が快勝し、1勝1敗とした。
1回、金本の中前適時打、鳥谷の1号3ランで4点を先制。
4対2の6回にも鳥谷の2号ソロと暴投などで3点を加えて突き放した。
先発下柳は6回途中まで2失点。
7回からはウィリアムス、久保田、藤川とつなぎ逃げ切った。
中日はチェンが4回4失点。
3番手中田の乱調も誤算だった。
岡田監督は、ポストシーズン7連敗で脱出し初勝利。
第3戦10月20日(月)×阪神 0対2 ○中日 京セラドーム大阪 33021人
中日が投手戦を制した。
0対0の9回、先頭の代打立浪の安打を足場に二死三塁とすると、ウッズが藤川から左中間席へ2ランを放った。
先発吉見はフォークボールの切れ、制球が抜群で8回を4安打無失点。
9回は岩瀬が締めた。
阪神は岩田が8回を1安打無失点と好投したが、藤川が打たれた。
1回一死三塁で新井、金本が凡退したのも痛かった。
あ~あ。
今年の阪神ってなんだったんだ!
中日にはシーズン16勝7敗1引分の10ゲーム差を付けた。
しかし、今回のCSで1勝2敗したら、私にはボロクソ書くかかれてシーズンが否定されたようなイメージになる。
CS制度はかなりの改善の余地あり。
終わり良ければすべて良し、だな。
なお、明日から始まるCS第2ステージ、巨人vs中日戦のチケットは大暴落している。
まぁ手頃な値段なので、アンチ巨人の方がいたら買いに来て下さい(もちろん巨人ファンもOK)
チケット&トラベルT-1ホームページ:03-5275-2778
読売ジャイアンツ戦(東京ドーム)クライマックスシリーズ第2ステージ 格安で発売中!
第1戦 10/22(水)18:00 中日 指定席S 1塁ネット裏23通路42列 ペアで12000円→売切れ、指定席S 3塁32通路33列 4000円※2連
指定席A 3塁39通路31列 3000円※2連、指定席B 1塁2通路39列 2500円※2連
指定席C 2階1塁7通路30列 1000円※2連、指定席C 2階1塁3通路7列 1000円→売切れ、指定席C 2階3塁9通路10列 1000円→売切れ
指定席C 2階3塁8通路13列 ペアで5000円→売切れ、指定席C 2階3塁8通路12列 1枚 2500円→売切れ
第2戦 10/23(木)18:00 中日 指定席S 1塁ネット裏23通路42列 ペアで12000円、指定席S 3塁ネット裏27通路31列 4000円※2連
指定席A1塁8通路29列 3000円※4連、指定席B 3塁45通路27列 ペアで8000円※4連→売切れ
指定席C 2階1塁7通路30列 ペアで1000円※2連、指定席C 2階3塁8通路11列 2500円→売切れ
外野指定ライト 55通路12列 ペアで10000円→売切れ、レフト巨人応援席 51通路10列 ペアで10000円
第3戦 10/24(金)18:00 中日 指定席S 1塁ネット裏23通路42列 ペアで12000円、指定席S 3塁33通路32列 ペアで9000円→売切れ
指定席A 3塁41通路6列 ペアで8000円、指定席C 2階1塁3通路5列 ペアで4000円
指定席C 2階1塁2通路15列 ペアで4000円、指定席C 2階3塁11通路12列 1枚 1500円※4連、指定席C 2階3塁8通路13列 ペアで4000円→売切れ
外野指定ライト 56通路17列 ペアで10000円→売切れ
第4戦 10/25(土)18:00 中日 指定席C 2階3塁9通路23列 ペアで5000円※4連
第5戦 10/26(日)18:00 中日 指定席C 2階3塁9通路11列 ペアで5000円→売切れ
埼玉西武ライオンズ戦(西武ドーム)クライマックスシリーズ第2ステージ
第5戦 10/22(水)18:15 日本ハム ビジター応援席(内野自由+外野自由) 前売1500円、当日2500円 1000円→残3枚
注意
電話や店頭で「チケットの買取はできますか?」と質問する方が数多くいますが(今日だけでも100人以上)、この手の質問は止めてください。
単刀直入に「どのチケットを買取してもらいたいのか」を口頭でお伝えください。
たとえば、「クライマックスシリーズの第4戦のB席を2枚持っていますが買取はできますか?」と質問する方がスマートだし、話が早いです。
何のチケットかを提示しないで、買取ができるかどうかの質問をすること自体、チケットショップに対して失礼なことです!
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ただ明日からはCSで忙しいので、CSが終わるまでは勘弁してもらいたい(笑)。