クライマックスシリーズはセパ共に、リーグ覇者の巨人と西武がリーグ3位の中日と日本ハムを下し、日本シリーズの進出が決定した。
まだ頭の中がボーっとしている。
今日あたりから若干冴えて来たが、なにせCSの巨人戦のチケットが大量に入荷し、そのチケットの管理が大変だった。
さらに、電話では買取などの問い合わせが殺到。
1週間連続で毎日100人以上の方に、同じ事を言うのは疲れる(笑)。
しかも、10月25日の巨人vs中日戦を観戦し、原監督の胴上げを生で観てしまった。
タイガースファン&アンチ読売を自負しているのに、ちゃんと写真を撮ったぞ(笑)。
偉いだろう。
沢山画像を載せる。
冗談はともかく、こんな屈辱の年もない。
初戦中日が勝ったときは行けると思ったけど。
今回のCSの最大のポイントは、第3戦でクルーンが中村紀に死球を与えた時、迷いなく山口に切り替えたところ。
結果同点は許したが、勝ち越し点は阻止して負けなかった。
この辺の臨機応変な采配は、岡田前監督には出来なかったこと。
実際に第3戦で負けなかったのが大きかった。
巨人の底力が、次の日につながった形。
それが「絶対に勝つ」という気持ちの表れだと思うし、少なくとも中日や阪神よりはこの部分に関しては間違いなく巨人の方が勝っていた。
逆に中日はもったいなかった。
せっかくウッズ犠牲フライで同点に追いついたのに、何故か左腕高橋を継投。
私は阪神戦に比べて中日戦はあまり観ないのでうかつなことも書けないけど、3番の右の寺内から始まる攻撃で、左は5番の李スンヨプだけだったから、右腕の浅尾でも良かったのでは?――
で、寺内に二塁打を打たれた。
続くラミレスを迎えた時に、二塁手の荒木がマウンドに行って高橋にアドバイスをしてた。
でも、初球の真ん中の高めを狙い打ちされて本塁打。
あの時荒木は、「初球は気をつけろ」と言ったと思うが…。
その後も連続四球を与えて高橋は降板したが、このあとも決定的な2点を追加された。
2点で止めておけば、まだ試合が分からなかった。
いずれにしても、トータルで巨人方が強かったのは紛れもない事実。
寺内にしても小笠原の代役で出場し、見事期待に応えた。
捕手阿部の代役の鶴岡にしても同じだが、全体的に底上げされた。
高橋由や二岡がいなくても勝てる。
こういうのって今までの巨人にはなかった現象。
正直言って、リーグ覇者同士の日本シリーズが一番ベストだと思うので、巨人が勝って良かったんじゃないか(他人事)。
さて、この屈辱は西武に晴らしてもらおう!
日本シリーズは終わるまで、西武を全面的に応援するのでテンプレートを期間限定で西武にする!
時間があったら次回は、西武はどうやったら巨人に勝てるかを検証したい。
セ・リーグクライマックスシリーズ第2ステージ結果&詳報
第1戦 10月22日(水)×巨人 3対4 ○中日 東京ドーム 44072人
中日は一回表、李の先頭打者ホームランとウッズのソロホームランでいきなり2点を先制。巨人は一回裏、ラミレスの中前適時打ですぐさま1点を返し、四回にも二死から谷が左翼席へソロ本塁打を放ち同点とした。
中日は五回、失策や野選などで一死満塁にすると、和田の押し出し四球で3-2と勝ち越し。しかし、その裏巨人も一死二塁から木村拓が中前へ適時打を放ち同点に追いついた。八回、巨人は一死満塁で代打の高橋由は併殺打に倒れチャンスを逃す。
同点の九回。守護神・クルーンは九回二死一、三塁から中村紀を迎えたが、中前へ勝ち越しタイムリーを打たれ、中日が接戦をものにした。
なお、巨人にアドバンテージの1勝があるため1勝1敗のタイとなった。
第2戦 10月23日(木)○巨人 11対2 ×中日 東京ドーム 43536人
巨人が4本塁打を含む17安打で11対2と中日を圧倒し、CS2年目で初勝利を挙げた。
巨人は初回に1点を先制されるも、その裏に小笠原の2ランで逆転に成功する。2回にも小笠原が満塁本塁打を放ち、中日を突き放すと、その後もラミレスの2ランなどで加点。
投げては先発の上原が8回を2失点に抑えて勝利投手となった。
一方の中日は、先発の朝倉の乱調が響いた。初回に先制点をもらいながら、2回を投げて9安打を浴び6失点と先発の役割を果たせなかった。打線も森野と平田が本塁打を放ったものの、一度も連打が出ないなどつながりを欠いた。
第3戦 10月24日(金)△巨人 5対5 △中日 東京ドーム 45836人
巨人は三回、先頭の鶴岡が中越えソロを放ち先制。途中逆転をされるも、六回に代打で出た木村拓が二塁内野安打。続く亀井の左中間二塁打で無死一、三塁とし、脇谷の内野安打の間に木村拓が生還、1点を返した。さらに重盗で二、三塁とすると、二死後、李承ヨプが中越え3ランを放ち逆転に成功。
先発の内海は5回を3失点と先発の役目を果たした。その後も西村健、越智、豊田と繋ぎ、守護神・クルーンが登板。しかし最初の打者、中村紀に死球を与えわずか1人で降板。リリーフした山口が谷繁に打たれた。
中日は四回、一死一塁から和田の右越え2ランで逆転に成功。さらに二死二塁として谷繁が右中間を破る適時二塁打を放ちリードを広げた。六回に先発川上が打たれ逆転を許した。八回にウッズが豊田からソロ本塁打を放ち1点差、さらに九回に一死二塁から谷繁が同点となる二塁打を放ったが、延長以降は好機に決定打を欠き、後がなくなった。
第4戦 10月25日(土)〇巨人 6対2 ×中日 東京ドーム 46797人
試合は三回終了まで両チームとも無得点だったが、四回、高橋由に代わって起用された谷と坂本が連続タイムリーを放ち、巨人が2-0と先制。同じく四回、巨人・小笠原が中日・チェンから死球を受け、五回から退いた。
中日は六回にウッズがソロホームランを放ち1点を返し、八回に李がレフト前ヒットで出塁、荒木がバントで送り、森野もヒットを放った後、ウッズの犠牲フライでさらに1点を追加し、2-2と試合を振り出しに戻した。
しかしその裏、巨人・ラミレスが2ランホームランを放ち勝ち越し。続いて鶴岡、亀井のタイムリーでさらに2点を追加し、中日を6-2と突き放した。九回はクルーンが抑えて巨人が勝利した。
中日は最後まで投打がかみ合わなかった。
対戦成績を3勝1敗1分(リーグ優勝の巨人に1勝のアドバンテージ)とした巨人が勝ち、6年ぶりの日本シリーズ進出を決めた。CSの最優秀選手(MVP)にはラミレスが選ばれた。
そうだ、巨人に唯一ケチをつけることがある。
CS第4戦の46797人が05年から実数発表になってからの新記録だと発表していたが、どう見ても10月8日の巨人vs阪神戦の方が入っているよ(46783人)。
9月の3連戦や10月8日の巨人vs阪神戦は、客席が超満員なのはもちろんのこと、それ以上に立見の数が凄い。
二重三重どころじゃない。
五重六重の人だかり。
確かに客席は、CS第4戦と巨人vs阪神戦と同じくらいだけど、立見の数は明らかにCS第4戦の方が少ない。
一応、コンコース一周して調べた。
というか、全体的にCSの入場者人数はかなり怪しい。
CS第1戦:44072人、第2戦:43536人、第3戦45846人、第4戦:46797人。
巨人vs阪神9/19:45744人、9/20:46776人、9/21:46731人、10/8:46783人。
阪神戦は実数だと思うが、CSに関しては売った枚数も足した人数じゃないの?――
こんなに来ていないし、いずれにしてもCS第4戦が10・8の阪神戦以上の発表にしても、10・8と大して変わらない人数で発表している第1戦から3戦までにしてもおかしい。
9月も含めて阪神戦のときは、どこの金券ショップも完売して全然足りない状態。
でもCSは、第4戦を除いて売れ行きが悪かった。
うちの店では第4戦だけは完売したけど、他の試合は余った。
その4戦ですら、他所では余った話も聞いているし。
これはうちだけに限ったことではない。
東京近郊にあるすべての金券ショップやオークションなど含めて余った枚数を足していけば、相当の枚数になる。
1試合につき、トータルで千枚とかでは効かない(第4戦以外は)。
オーロラビジョンで新記録だと強調していたけど、こういうやり方も含めてやっぱり巨人は嫌いだ。
チケット&トラベルT-1ホームページ(東京・水道橋):03-5275-2778
http://www.t-1.jp/tk/
前回当ブログで、「チケットの買取はできますか?」と質問する方が数多くいたため、具体的にどのチケットかと提示してほしいと苦言を呈したら、それを境にピタリとこの手の質問が減った。
しかもきちんと「クライマックスシリーズの第4戦のB席を2枚持っていますが買取はできますか?」と、単刀直入に質問する方が増えて効果は覿面だった。
やはり勇気をもって提言しないといけない。
逆に何と言っていいのか知らない方もいるだろうから、こういうことはちゃんと教えてあげた方がいい。
なので、日本シリーズでも今までと同様に何のチケットかを提示した上で、質問をお願いします!
最後にコメント欄について。
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反対意見をするのは構いませんし、なるべく広く意見を拾いたいこともあって、ギリギリの範囲では容認はしています。
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それですと、野球の基本でありますキャッチボール以前の話。
ご理解のほどよろしくお願い致します。