やっぱり“T-1”は悪球打ちby23(フタミ)

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清原和博、古巣西武ドームでのラストマッチ!西武vsオリックス(08年9月29日・西武ドーム)

08年のプロ野球公式戦を観戦した中で、印象に残った試合をいくつか取り上げてきた。

そのシリーズも今回で最終回。

今回はラストに相応しい試合として、9月29日、西武ドームで開催した埼玉西武vsオリックス戦を取り上げる。 

【盛り上がるライトスタンドの様子】

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チケット&トラベルT-1ホームページ(東京・水道橋):03-5275-2778
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この試合は、西武の08年度公式戦本拠地最終戦にプラス、10月1日に引退試合を控えた清原和博西武ドームでのラストマッチとして行なわれた。

 

清原といえば、23年間のプロ野球人生の中でも西武ライオンズ時代が一番印象に残っている。

特に、1年目に本塁打31本を放ち、その記録はいまもなお高卒新人本塁打記録として残っていることもあって、あの頃は王貞治氏の本塁打記録を抜くのは清原しかいないと思ったものだ。

 

その清原の最後の勇姿を観ようと、平日の西武ドームに27611人の観衆が集まった。

【レフトスタンドのオリックス応援席も負けていない】 

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先発は西武・石井一、オリックス・岸田。初回オリックスカブレラの2ランで先制すると、すぐ西武は中島の適時二塁打で1点差とする。

しかし、6回オリックスは日高のソロ本塁打で3-1とするも、西武が後藤、中村の連続本塁打で3-3の同点に追いつく。

延長の10回、オリックスは小瀬のスクイズで1点勝ち越し、最後は香川で締め括り4-3でオリックスが逃げ切り2位を確定とした。 

【ライオンズのラッキーセブン!】

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とにかく、場内の雰囲気が異様だった。

点差が拮抗してたことと、オリックスは2位がかかっていたこともあってか、清原を出すに出せなかった。

 

でも観客のほとんどは清原目当て。

実際、8回頃から場内はざわめいた。

 

オリックスの選手がバッターボックスに向うたびに、場内は清原コール。

どちらかというと、三塁より一塁側(西武側)の方が声援は大きかった。

結局、清原の出番はなかった。

しかし、このあとサプライズが待っていた!

試合が終了してもほとんどの観客は帰らず、清原コールが起こると、それに応えて清原が出て来た!

【清原登場で場内大歓声!】

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まず清原は、一塁ベースを踏んでから、西武の応援団がいるライトスタンドに行って挨拶。

そのあと、バッターボックスで深々と一礼し、ベンチに戻ろうとした清原を西武の渡辺監督が呼び止めた。 

【バッターボックスで一礼をした清原】 

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渡辺監督から花束をもらうと清原は涙を流しながら抱き合い、西武の中島(中島の背番号は3)とはユニホームの交換と、場内は大いに盛り上がった。

最後は、西武&オリックス両軍のナインが集まって清原を胴上げ。

 

粋な引退セレモニーは終了した。

場内音声による清原の挨拶はなかったが、観衆はこれだけで満足した様子だった。

 【渡辺監督から花束を受け取り、男泣きをした清原】f:id:t-1tk23:20180121191915j:plain

自分は、桑田真澄も含めて年齢が近いこともあり、KKコンビは高校野球の頃から観てきたわけだが、清原の引退セレモニーを観てひとつの時代が終わったとしみじみと感じた。 

【中島とユニホームの交換し、西武のユニホームを着る清原】

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埼玉西武ライオンズ戦(西武ドーム)公式戦

内野指定席引換券(株主優待券)※西武ドーム入場券売場窓口で当日または事前に引換え

08年の定価 前売3000円、当日3500円    1500円

パ・リーグ公式戦開幕日~7月の公式戦最終日まで有効

 

【引退セレモニー終了後は、渡辺監督のファンへの挨拶と場内一周を行なった】 

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【チケット&トラベルT-1】 JR水道橋駅東口&西口下車・住所:千代田区三崎町2-6-7グリーンビル202号