少し前の話題になるが、今季限りで現役を引退したミスタードラゴンズ・立浪和義氏が付けていた背番号「3」を森野将彦が継承することが一度は決定していた。
しかし、最終的には返上することになった。
さらに、自身がつけていた「31」は中川が新たなつけることが決定しており、新背番号は「30」に再変更されることで決着を見た。
各スポーツ紙の報道によると、そもそもの発端は落合監督の“押しつけ”。
つまり、森野に背番号を変更させようとした張本人は落合監督ということになる。
その落合監督が推薦して、白井オーナーが発表したが、それを白紙撤回したのも、22年間活躍してきた立浪氏の偉大さを改めて実感し、自らが背負うには時期尚早と判断したからだ。
それもそのはずで、立浪の背番号「3」を永久欠番にという署名活動は8万人を超えた。
しかし、その署名を球団に提出する前に森野の背番号変更を決定。
地元の反発はすさまじく、落合監督と立浪氏の板挟みになって森野は困惑したという。
ある意味、森野は被害者だと思う。
今回の勇気ある判断についてはエールを送りたい。
確かに、若手が一人前になったと認められたら、一桁番号などの数字の低い背番号に昇格するのが一般的ではあるが、今の時代、イチロー「51」、ゴジラ松井「55」、赤星「53」、工藤「47」など、入団時の背番号に愛着を感じる選手も多くなった。
森野がどのくらい「31」に愛着を感じていたかは分からないが、仮にも森野は中日の看板選手の一人。
実績のある選手が、何で今さら背番号変更と誰もが思うだろう。
しかも、どうしてよりによって「3」なのか。
森野が背番号変更を直談判したわけでもない(恐れ入ってそんなこと言えないとは思うが)。
落合監督に言われて変更を決めた、球団の対応が一番悪い。
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