やっぱり“T-1”は悪球打ちby23(フタミ)

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今年の西武ライオンズの株主優待券(指定席引換券)の価格が値崩れした理由

パ・リーグ クライマックスシリーズ・ファーストステージ本拠地開催を賭けた埼玉西武千葉ロッテの2位争いが凄かった。

 

本日10・8 西武ドームでの直接対決で勝ったチームが2位になるという、CS制度が始まってから初めての展開。

まさに、パ・リーグ版の10・8決戦という感じだったが、結果西武が勝利し、西武が2位、ロッテが3位となった。

 

今日は埼玉西武ライオンズの話しで、西武の株主優待券(指定席引換券)について更新するが、株主優待券の話しと言っても、チケット情報ではない。

 

株主優待券については、何度かブログに取り上げているのでリンク先を見ていただくとして。

 

終戦まで有効!事前引換可能な埼玉西武戦(西武ドーム)の株主優待券(指定席引換券)について

 

ご存知のように、西武ホールディングス株主優待券は、有効期限が7月31日までと、最終戦までと、年に2回配布される。

 

この数年、西武の株主優待券を1600円で販売してきた。

この1600円という価格だが、それなりに理由があって1600円にしている。

 

株主優待券は、内野指定席Aに引換えができる。

指定席Aの予定枚数が終了したら内野指定席B、指定席Bが終了したら内野自由席、内野自由席が終了したら外野自由席、外野自由席が終了したら立見となる。

 

一番安い外野自由席の定価が、前売 1600円、当日 1800円。

最悪、外野自由席になっても損はしません、ということで1600円という値段を付けている。

 

しかし、今年は後半戦の最終戦まで有効の西武ライオンズ株主優待券(指定席引換券)の価格が値崩れを起こした。

 

7月31日まで有効の株主優待券は例年以上に売れて(交流戦効果)、追加、追加で足りないくらいだった。

ところが、7月下旬当たりから売上の枚数より、買取りの枚数が多くなってきた。

 

買取り価格を下げても入荷枚数が増える一方だったので、8月中旬に1600円から1500円に値下げ。

1500円にしたらそれなりに回転率も良くなってきたが、売れても売れても入荷枚数の方が多い。

 

仕入れ価格がさらに安くなったこともあり、9月初旬に1400円に値下げ。

9月下旬には1200円にまで下げて、最終的には完売した。

 

例年、西武の株主優待券は、例え有効期限が短くなっても、1600円のままで完売してきた。

それが、値下げをすること自体この数年なかったことだし、4段階に分けて値下げをしたのも長いことをやってきて初めてのことだ。

 

では、何故値崩れを起こしたのか?

 

西武ホールディングスは、1000株以上の所有者に、西武鉄道株主優待乗車証(普通乗車券形・片道)と施設利用優待券(1000株以上一律)を配布している(年に2回)。

その施設利用優待券の中に、西武ドームの指定席引換券、西武園ゆうえんちとしまえんなどのチケットが入っている。

 

西武ドームの指定席引換券は5枚入っており、株主に年2回配布ということは、年間に10枚もらえることになる。

 

でも今年は、最終戦まで有効の指定席引換券が、追加で2枚多く配布された。

要するに、後半は7枚配布され、年間12枚もらえた。

 

多く進呈された理由は、「Saitama」ユニフォーム誕生記念ということだが、この2枚多く配布されたことが値崩れを起こした要因となった。

 

2枚増えるというとは、どのくらいの枚数が増えることになるのか?

1000株以上所有者の人数を説明すると分かると思う。

 

株式会社西武ホールディングス 大株主の状況(民営鉄道業)

 

平成20年3月31日現在の人数になるが、個人が13048人、法人など含めて13323人。

1万3千人株主がいるとして、1回分の配布枚数は、1万3千×5枚=約6万5千枚。

 

6万5千×2回分で、年間13万枚配布していることになるが、2枚加わったことで、1万3千×2枚=2万6千枚も増えた。

 

ということは、今年は7月31日までが約6万5千枚、最終戦まで有効が約9万1千枚、合計約15万6千枚、市場に出回った形だ。

 

昨年の西武の観客動員数は、約152万人、2011年は約159万人。

15万6千枚となると、観客動員数の10分の1。

 

13万枚だったところが、15万6千枚に増えたことにより、需要と供給のバランスが崩れ、価格も値崩れを起こした。

 

それでも完売したのは、9月下旬からの快進撃が大きかったと思う。

もしBクラスのままで低迷していたら、さらに価格が下がっていた可能性もある。

 

来年、いつもと同じように5枚+5枚の配布なら値下がることはないと思う。

しかし、プラスに配布されるようなことがあると、今年と同じような現象が起こるだろう。

ただ、2年連続でプラス配布はないと予想するが。

 

画像は西武ホールディングス株主優待券の冊子の表紙。f:id:t-1tk23:20180110193226j:plain

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T1futami(T-1二見ツイッター
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話は変わるが、半沢直樹というドラマが話題になっていたので、最終回を見た。

ドラマとは言え、あの終わり方はない(ただ原作通りの終わり方のようだが)。

 

まさかの頭取の裏切りでもあるし、結局、個人で出すぎた真似をするとこうなるという結末なので納得できない。

 

それでも、続編があるならあの結末も納得できる。

というか、あれだけの視聴率があるなら続編はあるだろう。

パート2では、半沢が頭取を断罪することを期待している。

 

最後にひと言。

半沢直樹より相棒の方が好きだ(笑)。

 

埼玉西武ライオンズ戦(西武ドーム) 内野指定席A  当日 3500円

10/8(火)18時 ロッテ  1塁A35 18段  1200円※2連→売切れ

 

内野指定席B  当日 3000円

10/8(火)18時 ロッテ  1塁B39 28段  1200円※2連→売切れ

 

内野指定席引換券・株主優待券(事前引換可能) 最終戦まで  1200円※売切れ

 

読売ジャイアンツ戦(東京ドーム)

10/8(火)18時 ヤクルト 指定席C 2階1塁 7通路15列、16列、17列  2300円→1000円※2連2組と1枚→売切れ

 

オリックスバファローズ戦(ビジター開催)

10/12(土)14時、13(日)13時 楽天Kスタ宮城)  オリックスビジターチケット  ゴールド 内野指定席B 3500円→1000円※残1枚

 

読売ジャイアンツ戦(東京ドーム)クライマックスシリーズ ファイナルステージ

第1戦 10/16(水)18時 阪神・広島勝者  指定席D引換券  1700円※残2枚

第3戦 10/18(金)18時 阪神・広島勝者  指定席C 2階3塁 16列、18列  3500円※残2連2組

第5戦 10/20(日)18時 阪神・広島勝者  指定席C 2階1塁 28列  3500円※残2連、2階3塁 15列  3500円※2連→売切れ