やっぱり“T-1”は悪球打ちby23(フタミ)

プロ野球チケット・グッズ情報を中心に、阪神タイガースやプロ野球について“23式”でタイムリーに発信

阪神が悪いのはフロントや首脳陣だけではない!桧山、桧山と騒いだファンにも責任がある

10月10日に和田豊が監督では優勝できないという記事を更新し、次回は、8月、9月の対巨人戦での和田の迷采配について振り返ると予告したが、

 

采配ミスを認めず選手に責任転嫁!監督としての資質はゼロ!和田が監督では、阪神は優勝できない

 

和田への批判記事を書く前に、阪神ファンにはがっかりしたので、この件について先に取り上げる。

 

がっかりしたのは、クライマックスシリーズ(以下、CS) ファーストステージ 第2戦 阪神対広島戦(甲子園球場)での出来事。

 

第1戦に負け、崖っぷちに追い込まれたが、第2戦も後手後手の和田采配と相変わらずの采配ミスを繰り返し敗戦が濃厚となった。

 

9回二死一塁2-7とリードを許し、あと一人アウトになったら終わりの場面で和田は、今シーズン限りの引退を表明した桧山進次郎外野手を代打に起用した。

その桧山がツーランホームランを打ち、4-7となったが、後の祭りだった。

 

予想通り、広島に連敗し今シーズンの阪神タイガースは終わった。

 

負けたよりも問題視するのは、勝敗関係なく桧山の本塁打にファンが騒ぎまくったことだ。

 

桧山の本塁打で喜んだことを批判しているのではない(というか、ファンなら喜ぶのは当たり前のことなので)。

試合が終わった後にも関わらず、広島の選手の勝利インタビューの最中でも、桧山の応援歌を唄いまくったことに呆れ返った。

 

あの試合はただの試合とは訳が違う。

負けたら今年は終わりという試合に負けて、桧山がホームランを打ったから満足って、おかしいだろ?

 

大体、勝利インタビューの最中に応援歌を唄うとか、対戦チームや選手への敬意の欠けらもない。

甲子園はビジターチームの勝利インタビューは場内に聞こえないようにしているので、広島の選手がインタビューしているかどうか忘れてしまっているんだろうが、それにしても失礼な話だ。

 

例えば、引退試合なら敗戦後でも騒ぐのは分かる。

しかし、繰り返しになるがCSという大事な試合で、しかも負けたら終戦という試合で敗戦して、桧山と騒ぐ神経が理解できない。

 

TVで桧山、桧山と騒いでいる阪神ファンを見て、現実逃避しているようにしか見えなかったし、阪神ファンというより、桧山個人のファンじゃないのか?

 

そもそもチームの勝敗よりも、桧山、桧山と騒ぐファンが多いから、阪神のフロントはチームを強くしようとしない。

桧山の本塁打があったためか、和田辞めろというコールもない。

 

負けても超満員。

CSで負けたので給料は抑えられる。

フロントは笑いが止まらないんじゃないのか?

 

坂井オーナーはCSの前に、CSの成績は関係ないと和田の続投を明言したが、このオーナーは成績よりもカネ儲けのことばかり考えている節がある。

その坂井オーナーが改めようとしないのは、ファンにもその原因がある。

 

昨年も阪神ファンは、金本が引退発表した途端手のひらを返して、金本、金本と騒いだ。

今年は桧山。

同じことを繰り返している。

 

能力より仲良しクラブ!坂井、南、中村、和田、山脇、吉竹、続木がいる限り未来はないが、本質を見抜けないファンが多いことも阪神が低迷する要因

 

引退発表前は金本を使うな、発表後は金本を使えと言うお花畑な人達は、和田、首脳陣、フロントを叩きたいだけで阪神の将来の事など考えていない

 

金本なら何をやっても許されるのか?チームの将来を考えているなら、引退試合まで登録を抹消にするべきじゃないのか?

 

阪神ファンが勝負論を無視したのは、桧山の件だけではない。

 

9月14日のヤクルト対阪神戦(神宮球場)で、本塁打新記録がかかったバレンティンに、渡辺亮投手が敬遠した場面があり、球場内は大ブーイングになったことがあった。

 

ヤクルトファンがブーイングをするのは分かるが、阪神ファンまで渡辺にブーイングをしたのはおかしいというか、野球を知らないのではないか?

 

まだあの時は確か8回で2点差のビハインド。

二死二、三塁で2点差の展開なら、一塁が空いているわけだし当然四球だ。

 

逆にヤクルトがその立場なら同じことをしたはずだ。

 

ブーイングした阪神ファンは、阪神の勝敗よりもバレンティン本塁打を観たいために騒いでいただけ。

プロ野球は、個人記録のためにやっているわけではない。

 

勝利よりもバレティンの本塁打の方が大事な阪神ファンが、フロントや首脳陣のことを批判できるのか?

 

少し阪神の話から逸れるが、中日が落合GM、谷繁監督、森繁ヘッドコーチの就任を発表し、坂井球団社長は辞任、高木監督を始め、10人以上のコーチが中日を辞めることになった。

中日がこのような改革に乗り出したのも、ナゴヤドームの観客動員数が大幅に減ったというのが大きい。

 

つまり阪神が改革に乗り出さないのは、甲子園がガラガラにならないから。

負けても客は入る。

桧山、桧山と騒ぐ。

 

こんな状態でフロントが危機感を覚えるわけがない。

 

危機感を覚えないと言えば、和田は本拠地最終戦で監督の挨拶をしなかった。

こんなことをやっているのは、12球団で阪神だけだ。

CSに出るとか関係ない。

 

他球団の監督は全員挨拶をしている。

しかも阪神は今年だけの話ではない。

少なくとも、5年以上は本拠地最終戦で監督の挨拶をしていない。

 

前監督の真弓も1回もしなかったし、和田も昨年もしていない。

こういう点からしても、ファンを舐めている。

 

和田も別の意味でツキがある。

ある意味、桧山があそこで本塁打を打ったことが和田延命に繋がったとも言える。

もし凡退だったなら、なぜ桧山? と監督更迭になった可能性もなかったわけではない。

 

でも本塁打を打ち、ファンが桧山、桧山と騒いでしまったので、来年は本当の意味で暗黒時代に突入するのではないか?

 

結局、弱くても観客動員数が減らなければ、フロント陣も変えようとしないのは当然と言えば当然かもしれない(諦め気味)。

 

要するに、阪神が悪いのはフロントや首脳陣だけではない!

桧山、桧山と騒いだファンにも責任がある。

 

ちょっと活躍したくらいで、周り(ファンやタニマチ)がちやほやする。

で、選手も勘違いするし、実際、それで駄目になった選手がごまんといる。

阪神球団に明るい希望が見えてこない。

 

画像は5月20日西武対阪神戦(西武ドーム

7回の攻撃でジェット風船を飛ばす阪神ファン

f:id:t-1tk23:20180110193229j:plain

チケット&トラベルT-1ホームページ(東京・水道橋):03-5275-2778
http://www.t-1.jp/tk/

Ticket_T1(チケット&トラベルT-1ツイッター
http://twitter.com/Ticket_T1

T1futami(T-1二見ツイッター
http://twitter.com/T1futami

最後は相棒というか視聴率の話。

10月16日、相棒シーズン12-1の視聴率は19・7%。

クライマックスシリーズ ファイナルステージ 第1戦 巨人対広島戦の視聴率は12・4%。

相棒の完勝だった。

 

日本シリーズ 読売ジャイアンツ戦(東京ドーム) 10/23(水)に指定席Bと指定席Cが入荷予定、10/25(金)に指定席Sと指定席Aが入荷予定。