やっぱり“T-1”は悪球打ちby23(フタミ)

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ぬるま湯の阪神タイガースを変えるには、元球団社長の野崎氏のような情熱がある人がトップにならないと変わらない

前回、「今の阪神タイガースは明らかに悪い方向に進んでいる」というテーマで更新したが、11/30のアクセス数は17418、12/1は43749、2日間で61167のアクセス数を記録した。

 

今の阪神タイガースは明らかに悪い方向に進んでいる 坂井、南、中村、和田、山脇、吉竹がいる阪神に未来はない

 

阪神の問題点は沢山あるのでいくらでも書けるが、根っこの部分で書くとビジョンが明確でないことが一番の問題だ。

ビジョンがないから、どういう野球をやって行きたいか、その方向性が見えてこない。

 

方向性が見えない象徴的なものとして、阪神の補強を見れば一目瞭然。

本来補強というのは、チームのウイークポイントを埋めるもの。

 

例えば、巨人は左の先発が足りなかったから昨年は杉内を、村田にしてもサードがウイークポイントだから補強したし、今年も先発が足りないと見るや大竹を、二塁手もウイークポイントなので片岡をFAで獲得している。

 

片や阪神と言えば、とりあえず有名選手を獲りに行ったり、行き当たりばったりの補強を繰り返している。

計画性がないので、おカネの掛け方もメチャクチャ。

 

こういう野球をやりたいというチームとしてのビジョンや方向性が見えて、それに沿って野球をするなら、仮に成績が悪くても1年、2年は我慢できる。

でも、真弓と和田が監督になってからの阪神は違うでしょ?って話だ。

 

方向性と言えば、中日は先を見据えて谷繁を監督にした。

落合GM、森繁ヘッドで谷繁を英才教育しようとしている。

 

先が見えない阪神とは全然違う。

そもそも、谷繁&落合対和田&中村では、やる前から勝負あったじゃないのか?

 

その中村は、ウイークポイントが抑えと言っている時点で、GM失格と言っていいだろう。

ウイークポイントは、4番を打てる打者がいないのと、繋がらない打線。

 

では、その和田豊を監督に、中村勝広GMにしたのは誰なのか?と言えば、オーナーの坂井氏と球団社長の南氏だ。

結局のところ一番悪いのは、坂井オーナーと南社長だということに行き着く。

実際、この二人の体制になってからの阪神は、一度も優勝したことがないことが全てを物語っている。

 

さらに、クライマックスシリーズのチケットが完売して坂井氏と南氏がウハウハという記事を見て、この人達は優勝よりもカネ儲けが優先なんだな、と思った。

電鉄会社の中では優秀な方なのかもしれないが、プロ野球球団の経営には向いていない、かと。

 

坂井氏と南氏がトップにいる限り、生え抜き以外に監督をやらすとは思えない。

何故なら、自分達のイエスマンしか監督をやらせていないからだ。

 

真弓も和田も、勝負師には向いていないが人は良さそうだし。

つまり、落合などの外部招聘はあり得ないということになる(監督は)。

 

それから和田の次は、吉竹か中西になりそうが怖い。

吉竹と中西も和田と一緒に辞めないといけない人たちだが、過去に何度も監督、コーチの挿げ替えで責任批判を逸らしていることを考えれば、同じ過ちを繰り返す可能性は大だ。

 

つまり和田と中村が辞めても、坂井氏と南氏も一緒に辞めない限り立て直すのは厳しいと思う。

この阪神の情けない状況を見ると、今こそ元球団社長の野崎勝義氏の力が必要だと感じる。

 

暗黒時代から脱し、阪神が常勝軍団になったのも、元オーナーの久万俊二郎氏と、野崎氏の功績抜きには語れないはず。

たまに「ゲンダイ」で野崎氏のタイガースの現状に関する想いが掲載されているので読んでみても、的を射ているし、タイガースに対する愛が感じられる。

 

野崎氏と言えば、「ダメ虎を変えた!ぬるま湯組織に挑んだ、反骨の11年」という本は必読だ!

 

宣伝になって申し訳ないが、1冊当店にあるので是非阪神ファンに買ってほしいと思う。 

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ダメ虎を変えた!ぬるま湯組織に挑んだ、反骨の11年

阪神タイガース球団社長  野崎勝義  1470円→300円※追記 売切れ

 

表紙の見出し

 

野村、星野両監督を支えた「お家騒動」

球団の改革秘話!

2003年、18年ぶりのリーグ優勝・猛虎復活の陰にこの男あり。

 

目次

1章  ぬるま湯  阪神タイガース出向

2章  監督解任騒動  監督選びの心構えを学ぶ

3章  阪神の夜明け  野村克也から星野仙一

4章  球団改革  「ダメ虎」「ケチ阪神」から、年商倍増170億円へ

 

5章  「オーナー、勝ちたいんでしょ?」  星野阪神18年ぶりの優勝

6章  2004年球界再編劇の真実  反巨人同盟、1リーグ制移行の危機脱出へ

終章  昔に戻ってはならない  ああ“阪急・阪神タイガース

 
チケット&トラベルT-1ホームページ(東京・水道橋):03-5275-2778
http://www.t-1.jp/tk/

 

Ticket_T1(チケット&トラベルT-1ツイッター
http://twitter.com/Ticket_T1

 

T1futami(T-1二見ツイッター
http://twitter.com/T1futami 

この本を読めば、野崎氏が阪神再建のためにどれだけ奔走したのか分かる。

ぬるま湯の阪神タイガースを変えるには、野崎氏のような情熱がある人がトップにならないと変わらない。

是非とも野崎氏が復帰してくれないかと、そう切に思う。

 

因みに、和田がコーチ時代の本もあるが。

和田の本は野崎氏の本と比べたら落ちるが、参考にということで。

 

虎の意地 和田コーチの野球日記  和田豊  定価 1575円→300円※追記 売切れ

 

来年の阪神は選手には期待できても首脳陣には期待できない…。でも和田がコーチ時代に出した「虎の意地 和田コーチの野球日記」は必読!

 

最後に阪神とは関係ない話を。

FAで移籍した片岡、涌井(涌井は濃厚)、大竹は西武または広島のファン感謝祭に参加した(大竹は参加しない予定だったが、飛び入りで参加した)。

 

反対に、FA移籍の鶴岡は日本ハムのファンフェスタには参加しなかった。

毎年、ファン感謝祭に出る選手と出ない選手と分かれるが、球団云々よりも選手個人の考え方次第なんだろう。

 

個人的には、最後くらい参加してほしいと思う。

最後のケジメも付けられない選手は、何をやっても二流、三流かと。