残念ながら日本代表は、準決勝で宿敵韓国に2対6で完敗した。
はっきり言う。
完全に力負けだった。
だからと言って、勝てなかったかと言えば勝てた試合。
では何故勝てなかったのか?――
星野監督の采配ミス。
これに尽きる。
というか一体何のための予選なのか?――
せっかく決勝トーナメントにむけての試合が、いざ本番なのに全然活かしてない。
大体選考の段階からおかしいとは思った。
まぁ星野監督が、これで金を取ると思っての選考だし、周りがとやかく言ってもと思って黙っていた。
だが、結局は周りが指摘した通りの展開で、やっぱりこのメンバーでは勝てなかった。
ピッチャーは責めたくない。
悪いのは村田やGG佐藤を始めとする打者。
最後まで貧打線を解消されないまま終わってしまった。
でもその原因を作ったのは、星野監督ではないか?――
開催直前で怪我した川崎にしろ、体調を崩した村田にしろ、選手の変更は5人まで可能なのにそれを実行しない。
案の定、不振の村田をずっと使い続けたり、川崎は使えない。
五輪は負けたら終わりの短期決戦なのは分かっているのに、非情な判断ができない。
こんなんで勝てるわけがない。
投手の起用にしても理解に苦しむ。
大体、ダルビッシュと上原と心中するんじゃなかったのか?――
そのダルビッシュと上原を使わないで、一番大事な準決勝で敗退とは話にならない。
岩瀬起用にしても、あれだけ悪いのは予選で分かっていただろう。
これは結果論ではない。
どう考えても采配ミス。
100歩譲って、調子の良さを重視するってことで杉内先発したのは理解できる。
川上も調子を上げてきていて、見事期待に応えた。
成瀬も同じく1イニングをピシャリと抑えた。
なら、当然成瀬長く投げさせてもいいだろう。
最後は、藤川、上原じゃないの。
それなのに、繰り返しになるがリリーフで調子の悪い岩瀬を使った。
アメリカ戦で火だるまとなって自信喪失じゃないか。
明らかに調子が悪いのに、その不調の岩瀬を大事な場面で使うんだから、これでは星野監督の起用に一貫性がないと思われても仕方がない。
さらに、岩瀬の変え時も遅いし…。
李承燁(イ・スンヨプ)の場面なんか、左対左は関係ない。
あの場面こそダルビッシュだっていい。
韓国は命をかけている!
試合に対する熱が凄い。
日本に熱がないとは言わないけど、相手が勝負かけてるのに日本は勝負してないんだから 勝てるわけがない!
責任の一端は星野監督にある。
それにしても、韓国はひとりひとりファールなどで粘る粘る。
それに比べ日本は、そういう工夫も感じられなかった。
韓国やキューバとはかなりの実力差を感じたのは正直なところ。
とは言っても、采配にプラス選手の意識が高ければ勝てたが、星野監督に柔軟さを感じられないんだから、もう負けるべきして負けた。
最後に星野監督に言いたい。
メダルは金しかいらないんじゃなかったのか?――
試合後のインタビュー、あれはないだろう。
金を取れなかったんだから、何かひと事あってもいい。
心中すると言った、ダルビッシュと上原を大事な場面で使わない。
不調の村田、岩瀬を使い続ける。
いいわけはいらない。
ほしいのは、星野監督からの謝罪の言葉だ!
店頭または通信販売などの詳細は、チケット&トラベルT-1ホームページ:03-5275-2778
西武対ソフトバンクの観戦記はまた今度で。
あとヤクルト戦(神宮)10月分が入荷。
この件も含めて後日更新する。