前回書いた「今年の日本シリーズ・巨人対日本ハム戦が面白くなかった」件について、コメント欄では賛否両論があったが、「あれを面白く感じないようでは野球を分かっていない」とまで、言われる覚えはない(なお、そのコメントは削除した)。
感じ方は人それぞれ。
あくまでも、私個人の考えなんだから、読みたくない方は読まないほうがいい。
それはさておき、日本ハムには罪はないが楽天が出なかったこと、エラーが多かったこと、打ち損じが多かったこと、目立った監督采配が少なかったこと、本塁打が多いので大味な試合が多かった東京ドームなど、この辺のことを中心に前回のブログで書いた。
エラーが多く手に汗を握るシーンが少なかった今年の日本シリーズ
それ以外で手に汗を握るシーンが少なかった要因を挙げると、まず、短期決戦らしさがなかった。
例えば、昨年の日本シリーズの西武対巨人は凄まじかった。
何故かといえば、緊急リリーフした岸の熱投に感動したし、平尾のようなシリーズ男もいた。
また、第7戦で本塁打を打ったボカチカとか、古い話になるが1996年での巨人・大森は、その年に2本しか本塁打を打っていないのにシリーズでは2本ホームラン打ったりと、意外な選手が大仕事をやってのけるのが日本シリーズの魅力でもあるのだが、今年そのような場面はなかった。
さらには、04年はシーズンで1勝しかしてないのにシリーズで2勝挙げてMVPを獲得した石井貴、05年MVPの今江、06年の新庄劇場、07年MVPの中村紀と8回まで完全試合の山井と、必ずシリーズ男やヒーローがいたもんだが、今年は阿部と言われてもピンと来ない。大道の活躍くらいかな、心に響いたのは。
それに、球界のエースと言われているダルビッシュの負傷も痛かった。
最強の巨人打線対本調子のダルビッシュが観たかったのに、巨人打線は不調で、ダルビッシュは万全の状態ではなかった。
確かに、ダルビッシュの気迫のピッチングは素晴らしいと思ったが、やはり去年の西武と比べて、日本ハムサイドに、“絶対巨人に勝ってやる”という姿勢が私には見えなかった。
それと、もしかしたら観る側(私)にWBCの影響があったかもしれない。
勝負論としては究極の試合である世界一決定戦のWBCを観たら、いくら世界一の国の最高峰の試合とはいえ、かすんで見えてしまったのは否定できない。
WBCの緊張感に勝てなかった、今年の日本シリーズってことかな。
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