遅くなり過ぎて忘れてしまった読者も多いと思うが、QVCマリンフィールドでの千葉ロッテマリーンズ戦の観客動員数が減っていることについて更新する(千葉ロッテの観客動員数は、2年連続12球団で最下位)。
9月18日に、千葉ロッテマリーンズとQVCマリンフィールドの問題点について取り上げた。
この記事は、自分が4月22日の千葉ロッテ対オリックス戦(QVCマリンフィールド)を観戦し、様々な千葉ロッテの問題点をツイッターで指摘してまとめたもの。
QVCマリンの観客動員数が減ったのはチームの成績以外に原因あり?千葉ロッテマリーンズの問題点
画像はTEAM26(ファンクラブ)のインフォメーション。
4/22の時点で、ゴールド会員の入会特典のユニフォームとスタジアムジャンパーは品切れていた。
ツイッターで問題点を指摘したら、同じ考えのロッテファンが多くいたのでかなりの反響があった。
その問題点をマリーンズの熱狂的ファンであるマリンブルーの風の管理人さんが考察、検証をしてくれた。
というわけで、その時のマリンブルーの風さんの記事を紹介する(紹介が遅くなって申し訳ないが、コメント欄にも注目)。
チケットショップT1の社長がQVCマリンの現状を斬る(マリンブルーの風)
一部引用
水道橋にあるチケットショップ「T-1」の二見社長が観客動員低迷に悩むQVCマリンフィールドの現状を鋭く分析しています。
中略
さすがチケット販売のプロ。的確にマリンの問題点を指摘していますね。
常連の視点からでは気づきにくいことばかりです。
たとえば常連ならファンクラブなんぞ当然入っていますから、ファンクラブの勧誘や入会への導線がどうなっているかなど気にもしないでしょう。
球場からのバスにしても「いつも乗るバスに乗る」だけですから案内など無くてもいいのです。
球場やその周辺の案内表示も同様。
1塁側はどちらで、3塁側はどちらなのか。チケット売り場はどこにあり、一般窓口はどちらなのか。海浜幕張から球場へはどう行ったらいいのか。
こうした来場者への案内を充実させる必要があるのは確かです。
昔に比べれば改善されたのは間違いないのですが、初めてマリンに来た人にとってはまだまだ不十分と言うことです。
ファンクラブについての問題点はかなり深刻ですね。
二見社長が挙げた問題点を整理しましょう。
・試合後のファンクラブ入会受付がどこにあるのかわからない。
・ファンクラブ入会を勧めるアナウンスや宣伝が無い。
・ゴールド会員の入会特典であるユニフォームとスタジアムジャンパーが4月の時点ですでに品切れ。
改善点は山のようにあります。ただ金が無い。
そこで、金をかけずに何が出来るか考えてみました。
まずはファンクラブ。
グッズの品切れは営業の怠慢ですね。
ファンクラブの景品に限らず、新しいグッズがすぐに売り切れるため、球場に行っても売っていない事が多いです。
グッズについてはアイディア先行で、販売・配布方法はまだまだです。
次にファンクラブの周知方法。これも改善の余地が大きいです。
2009年ごろまではマリンビジョンでファンクラブ勧誘の宣伝をしていましたが、今は確かに周知が弱いです。
試合後球場出口で待機しているインターンの学生にファンクラブの周知を担当してもらいましょう。ファンと握手するのは女子大生だけで十分です。
また、試合後は死にスペースとなる売店のカウンターなどにファンクラブの宣伝ボードを設置したり、試合の映像を流している球場通路内のモニターにファンクラブの宣伝映像を流すなど、金をかけずに周知する方法はいくらでもあります。
バスについては以前よりも改善しています。
例えば今年は土日の幕張本郷駅の乗り場で一般の路線バスには球場への客を誘導しなくなりました。直通バスに乗るよう案内しており、列も分けています。
今までは列が同じで、いつ直通バスが来るのか誰に聞いても分からず、直通バスを見込んで球場行きのバスを見送ったら次は球場に行かないバスだった、なんてことがよくありました。
ただ、直通バスがいつ来るか分からないと言う点は変わっていません。臨時バスの時刻表は作れないのでしょうか。
時刻表をネットにアップすれば誘導の混乱も避けられますし、球場到着時間も読みやすくなります。ついでに乗り場も分ければもっと分かりやすくなります。
試合終了後の乗り場の混雑は誘導係の増員。
乗り場案内の看板を球場外周通路に数箇所設置、またマリンビジョンでのバス乗り場の案内といった改善策が考えられます。
バス乗り場出発後球場の敷地を出るまでの大渋滞も要改善ですね。
途中で駐車場から出てきた一般車の列と合流するから詰まるのです。
あの雑木林の一部を潰してバス専用の出口を作ってはどうでしょうか。
東京方面にしか出られませんが、幕張本郷方面や海浜幕張駅に向かうバスなら大幅な時間短縮が見込めます。
あとは京成の係員の方。バス車内に人数詰め込みすぎです。
試合観戦後で疲れているのですから、ラッシュ並みのギュウギュウ詰めにされたらますます疲れますよ。
「二度と来ない」と思う来場者もいるでしょう。
初めて来た人に「わかりにくい」という印象をもたれないよう、他にも改善できることはありそうですね。
中略
新規ファンが球場に来なくなったファンの穴埋めをしているか?
答えはガラガラのマリンが示しています。
とにかく新規顧客、特にファンクラブの新規加入をふやしていかなければジリ貧です。
そのためにできることは何なのか。
球団の外から見ているからこそ見えてくるものがあるはず。
以上。
分かりやすい解説で、流石だなと思う。
しかも改善案まで提案していただき、特にこの記事について自分から突っ込みを入れる点はない。
余談だが、マリンブルーの風さんのブログには、ロッテ戦の観戦記を長い間ほぼ全試合更新している。
全試合更新するって、中々できるものじゃない。
ホント、マリーンズのことが好きなんだな、と。
問題点ばかり指摘してもアレなので、今度は良かった点を挙げる。
7月29日(火)のロッテ対北海道日本ハム戦(QVCマリン)で行った、チケット・ビール半額デーを評価したい。
実際、半額デーの観客動員数は23932人。
ビアスタジアムの6月27日(金)ロッテ対オリックス戦の20639人を約3千人上回った。
ビアスタジアムは全席自由のため場所取りの問題があるので、来年からはビアスタジアムを止めて、チケット・ビール半額デーを2試合行ったほうがいいのでは?
ただこの手のイベントは、年に2回までにした方がいい。
年に3回、4回と開催すると、半額のありがたみが無くなる。
因みに、半額デーの翌日7月30日ロッテ対日本ハム戦の観衆は25027人と、何と半額デーの23932人を上回った。
何故平日にこれだけの人数が集まったのかというと、幕張新都心まちづくり協議会(MMK)に、内野自由席招待券を大量に配布した試合だったからだ。
自分はロッテファンの常連のお客さんから「毎年7月の平日開催に、幕張新都心まちづくり協議会を招待する試合がある」ということを聞いていた。
幕張新都心まちづくり協議会とは、幕張新都心内の企業で働く人々が一体となって、地元チームである千葉ロッテマリーンズを応援することにより、幕張新都心と千葉ロッテを盛り上げるという主旨。
加盟企業の従業員、家族などを招待した。
年に1回なら、こういう招待する試合があってもいいと思う。
一つ問題なのは、ロッテのオフィシャルページ等で「幕張新都心まちづくり協議会を招待する」ということを事前に告知していなかった点。
そのことで、この招待に関して納得できないファンも沢山いた(座席を確保するのに大変だったようで)。
事前に告知をすれば、内野自由席を回避して指定席を買うファンもいただろうし、混乱防止の意味も込めて必要なこと。
新規の開拓も大事だが、常連さんの意見も大事なので、そこをうまく調整するのがフロントの仕事。
MMK招待デーの翌日7月31日のロッテ対日本ハム戦では、ブラックタオルを配布した効果なのか、20614人の観衆が集まった。
チケット・ビール半額で23932人、幕張新都心まちづくり協議会への内野自由席招待券大量配布で25027人、ブラックタオル配布で20614人。
平日開催は1万人を切ることも沢山あったことを考えれば、この平日3連戦、営業は努力したと思う。
ただ折角の満員のお客さんが来たのに、3連敗という結果が今年のロッテを象徴していた。
次回は(と言っても来年になるが)、チケット販売の立場から見たロッテの改善案について更新する予定。
千葉ロッテについては、以下の記事も参考に。
千葉ロッテ戦(QVCマリン)の新聞社発行の内野自由席招待券、TEAM26・内野自由席引換券について
3種類の千葉ロッテ(QVCマリン)内野指定席引換券、S・A土日祝可能、B・パノラマ土日祝可能、平日限定S・A
最後にお約束の雑談コーナー。
引き続きロッテのことを書くと、一部のロッテファンは違う意見の人がいると、直ぐに否定したり、絡んでくる傾向がある。
自分もツイッターにロッテの問題点を書いたら、知らない人(ロッテファン)から喧嘩越しに絡まれたことが何度もある。
今までロッテ以外にも、阪神、巨人、広島、中日、横浜DeNA、東北楽天など問題点を指摘したことがあるが、ロッテファンのように(一部の話になるが)絡んできたりしない。
人それぞれ考え方が違うんだから、それを否定しても始まらないのでは?
そもそも球場の問題については、来場した人なら他球団のファンでも問題点を書いていいはず(問題があった場合になるが)。
もしそれを否定するなら、楽天と巨人のビジター席の配分が少ないとか、QVC以外の他球場で不手際があったとしても、そのロッテファンは批判する資格はないってことになるが。
2015年の東京ドームでの千葉ロッテ公式戦は、9/1(火)2(水)3(木)北海道日本ハム、以上3試合を予定。
今年は6試合だったので半分に減った。
オフィシャルブログの雑談コーナーは、当ブログでは書けないプロ野球ネタを書いているので、興味ある方はご確認を。
二見社長「ジ・ウインガーは下手な噂や風評に流されないで、自分の考えを持っている」12・21(日)デスマッチトーナメント2014優勝者降臨
1/3(土)第68回ライスボウル(東京ドーム)の自由席が売切れた。
当日には売切れるとは思っていたが、こんなに早く完売するとは嬉しい誤算。
画像は売切れたが、千葉ロッテ特製ベースボールTシャツ。
チケット&トラベルT-1ホームページ(東京・水道橋):03-5275-2778
http://www.t-1.jp/tk/
Ticket_T1(チケット&トラベルT-1ツイッター)
http://twitter.com/Ticket_T1
T1futami(T-1二見ツイッター)
http://twitter.com/T1futami
第68回ライスボウル アメリカンフットボール日本選手権 全日本大学選手権優勝チーム 関西学院大学vs日本社会人選手権優勝チーム 富士通フロンティアーズ
1/3(土)14時 東京ドーム 自由席招待券 前売 2000円、当日 2500円→1000円※売切れ
ジャパンラグビートップリーグ 2014-2015(全国41会場・秩父宮・花園・瑞穂・他)
2ndステージ 11/28~1/11、ワイルドカードトーナメント 1/24・25・31、プレーオフトーナメント セミファイナル 1/24・25 いずれか1試合有効 自由席 前売 1350円 当日 1600円→1000円
2/1(日)14時 ジャパンラグビートップリーグ 2014-2015 プレーオフトーナメント ファイナル 秩父宮ラグビー場 自由席引換券 前売 1350円 当日 1600円→700円
大相撲 平成27年1月場所 1/18(日)8時 8日目 両国国技館 2階イスB席 5100円→5000円※2連→売切れ
埼玉西武ライオンズ(西武ドーム・県営大宮球場) 内野指定席引換券・株主優待券(事前引換可能) 開幕日~7/31まで有効 1600円