本題の前に極上の二見激情ブログの記事を紹介。
財布は内面がよく現れる 受け取る側はお札を揃えて出してくれたほうが印象は良い、お札の向きが揃っていない人は管理能力が低い 長谷川秀樹代表は長財布と小銭入れを別々
2021年最後の更新。
最後なので今年のプロ野球を振り返りたいと思っていたが、12月26日の東京スポーツに興味深い記事が掲載された。
2021年を締める相応しい内容かと思い、内容を変更してこの件を中心に取り上げる。
画像は2021年と20年の神宮球場での東京ヤクルト戦を3枚、2021年の東京ドームでの読売巨人戦を3枚、2021年と20年のメットライフドームでの埼玉西武戦を3枚、2020年のZOZOマリンスタジアムでの千葉ロッテ戦を2枚、2020年のJAPAN X BOWLを1枚、計12枚をランダムにアップ。
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12月26日、張本勲氏が、23年以上にわたり出演してきたTBS系テレビ「サンデーモーニング」のレギュラーを卒業。
「サンモニ」の名物コーナー「週刊御意見番」のレギュラー出演を終えた。
2015年の放送で「もうお辞めなさい」と「引退勧告」をして物議を醸したサッカーのカズ(三浦知良)、大相撲の間垣親方(元横綱白鵬)、イチローがVTRでメッセージを送った。
イチローのメッセージがユニークだったので紹介する。
「張本さん、ご無沙汰しております。『張本さんロス』が続出しますね。これまで特に我々野球界の後輩に厳しいお言葉をいただいてきました。
しかし、そのほとんどが叱咤でもあり激励でもあったと感じています。
意図的に張本さんが厳しいスタンスを取られてきたその姿勢はまさに『あっぱれ!』だったと思います。
そして張本さんにしかできないことで、これからも出てこない、そう思います。
しかし、このコーナーは『喝!』があるからおもしろい。
そんな側面もあるのだと思います。
だから最後も盛大な『喝!』をいただきたいのでこのメッセージを送ります。
『ハリー、お疲れさまでした。またどこかでお会いしましょう』」。
以上。
本人が『喝!』もらいたいからわざと『ハリー』と。
年上に呼び捨てにしてるわけだから、これに『喝!』だ。」と『ラスト喝!』をイチローに贈ったのだった。
王さん、カズ、元白鵬、イチローに各界のレジェンドからメッセージを貰えるのは率直に凄い。
さてここからが本題。
張本勲氏の卒業を受けて、熱い男がご意見番の苦悩、葛藤を痛いほど感じ取っていた。
福岡ソフトバンクホークスの熱男こと松田宣浩内野手だ。
12/26付けの東京スポーツの記事を引用する。
ご意見番・張本氏の葛藤知るソフトバンク松田「ヨイショだけじゃ人は伸びない」
一部引用
最後のゲストとして急きょ出演したソフトバンク・王貞治球団会長が一目置いていたように、忖度しない物言いが張本氏の専売特許だった。
スポーツ各界からねぎらいの声が届く中、現役プロ野球選手で異例とも言える6年連続ゲスト出演を果たしてきたソフトバンク・松田宣浩内野手が張本氏の卒業を惜しんだ。
松田は野球人の思いを代弁した。
「ヨイショ、ヨイショ、頑張れ、頑張れじゃ人間って伸びないですよね。節目で上から厳しく言ってくれる大人がいないと僕でも無理やと思います。僕の恩師たちもそうですが、この年になっても悪い時は悪いと言ってくださる。そういう方がいるから頑張ろうと思う。
だから、張本さんは本当にすごい存在でした。
プロ野球には1週間に1回やけど、ああいう厳しい指摘をしてくれる方が絶対に必要だったと思います」。
かみ締めるように紡ぎ出した言葉に、寂しさがにじんだ。
熱男はさらにこう続けた。
「古いと言ったら古いんでしょうけど『何が古いんだ!』と僕は思うんです」。
プロの世界に身を置き続けて来季で17年目を迎える。
「野球界だけの話じゃなく、若い人も年を重ねて周りが見えるようになれば分かることがある。
耳の痛いことを言ってくれる人がいることがどれだけ尊いか」。
組織において誰しもが嫌われたくないという意識が強い中で、敬遠されがちな役回りを買って出る人間の尊さを知っているからだ。
張本氏が一線を引く流れに「良いのか悪いのかは分かりませんが、社会もそうですし、野球界も優しくなりすぎる気がするんですよね…」と漏らした松田。
苦悩と葛藤を抱えて発してきた偉大な先輩の〝深イイ喝〟に「野球人は分かってますよ」と言葉を贈った。
以上。
何故この記事を取り上げたのか?
二つ理由がある。
一つ目は、表向きは高齢を理由とする卒業となっているが、女子ボクシングの入江聖奈への発言が影響して降板になったと感じるからだ。
張本氏は東京五輪女子フェザー級で日本女子初の金メダルを獲得した入江聖奈に、「嫁入り前のお嬢ちゃんが顔を殴り合ってね。こんな競技好きな人がいるんだ」とコメント。
これが女性蔑視と問題発言になり、SNSなどのネットでは大炎上。
日本ボクシング連盟は8月10日付で、TBSに抗議文を送付。
その後、張本氏は謝罪する形となった。
この問題について何度か取り上げてきた。
入江本人は何も言っていないのに、周りが勝手に問題視して騒いだ。
周りが勝手に騒いだと言えば、河村たかし市長も同様だ。
後藤希友の意思が無視され、周囲が騒ぎまくり、メディアやマスコミ、ネットストーカーによるリンチが、繰り返し行われた。
張本氏や河村市長は執拗に叩くのに、他の問題については追及しないことが多かった。
当ブログで取り上げたのをざっと挙げる。
テレビ朝日の打ち上げ&転落騒動、日本テレビのバーベキュー開催&コロナ隠蔽問題、日本テレビの名物プロデューサー連日飲み歩きコロナ感染、朝日放送の甲子園特番スタッフ4時間超の焼き肉宴会、国際柔道連盟の宴会問題、旭川市女子中学生のイジメ自殺問題、中田翔の暴行&巨人移籍&美談問題。
これらは、テレビ、マスコミの大半はほとんど取り上げなかった。
張本氏や河村市長への集団リンチが中々終わらなかったのは、メディア、マスコミが終わらないように仕向けたからだ。
連日連夜煽るから、乗せられるバカな国民がリンチに加担したに過ぎない。
最近では、前々回取り上げた清原和博氏も同じだ。
そういう意見や、そういう考え方もあるんだ、と捉えられないのが問題なのだ。
ネットでしか物事を言えない人達に、道徳を諭されても、ただの戯言に過ぎない。
ネットリンチの影響で、明らかに張本節や喝が消えていった。
こいつらはただ批判や中傷する事が趣味の人達だ。
張本氏が表舞台から消えれば、次の標的を探すだけ。
こいつらのせいで、張本氏の喝は見れなくなった。
言いたいことも言えない世の中になると、言論統制に繋がり非常に危険なことだと感じる。
二つ目の理由は、熱男・松田宣浩の意見に同感だからだ。
「節目で上から厳しく言ってくれる大人がいないと僕でも無理。耳の痛いことを言ってくれる人がいることがどれだけ尊いか」
熱男・松田宣浩の金言。
勘違いしまくりの女子格闘家に送りたい。
松田も言っていたように、「野球界も優しくなりすぎる」というのは本当に感じる。
投手がKOで降板しても観客からは拍手。
古いと言われるかもしれないが、あれでは成長しない。
とにかく良い子ちゃんになりたがる人が増えた。
人に嫌われたくない。
張本氏のような立ち位置の人がいなくなると、厳しい意見を言えず、傷の舐め合いが横行する。
テレビを見ても、忖度したり都合の良いコメントしかない。
新型コロナやワクチンの問題なんかまさにそうだ。
松田が言っていたように、「何が古いんだ!」。
古いと言うのであれば、新しいとはどういうものかを提示するべきだ。
勿論、昔の価値観を押し付けてはいけない、というのは分かる。
昭和の時代と今の世代は違うので、そこを理解した上で、「昭和の時代は」と話さないとズレが生じてしまう。
プロの世界で生き残るには、褒めるだけでは駄目だ。
厳しさを乗り越える精神がないと一流にはなれない。
だからこそ、張本氏のような人が必要なのだ。
張本氏は自分に厳しく、相手にも厳しい。
松田「悪い時は悪いと言ってくれるから頑張れる。ヨイショだけじゃ人は伸びない」。
松田の言葉を肝に銘じて、自分も精進していきたい。
張本さん、長い間お疲れ様でした。
そして、松田選手へ。
これからの活躍を期待している。
2000本安打、是非とも達成してもらいたい。
お知らせ。
今シーズンより12月に行われていた「JAPAN X BOWL アメリカンフットボール日本社会人選手権」の開催は無くなり、アメリカンフットボール日本社会人選手権は、ライスボウルとして行われることになった。
1月3日(月)東京ドームで「第75回ライスボウル アメリカンフットボール日本選手権」が行われる予定。
これにて2021年の悪球打ちby23の更新は終了。
とにかく健康であることが一番だ。
チケット&トラベルT-1のお客さん、読者の皆さん、健康第一でお過ごしください。
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