今日は来季の交流戦について。
セ・リーグが現行の24試合制から18試合に削減を求め、パ・リーグは現状維持を主張している件について更新する。
試合数を現行の24試合から18試合に削減し、2連戦方式から主催試合を隔年とする3連戦方式への変更。
2連戦方式は(選手の移動を確保するため)土曜日にデーゲームができないなどの弊害。
セの昨年度の交流戦1試合平均の観客動員数をみると、中日、東京ヤクルト、広島、横浜DeNAの4球団が公式戦1試合平均よりも少なかった。
2011年度のヤクルトはリーグ戦のみなら優勝、交流戦がリーグ優勝を左右するのは問題。
分離開催は現実的ではないし、日程を詰める案も移動が厳しい。
24試合制を維持して日程短縮、または分離開催を提案。
昨年度の1試合平均は全球団で公式戦の1試合平均よりも上回っている。
観客も入っているし、ファンを第一に考えると24試合続けるべき。
以上。
5月13日の実行委員会では、話し合いは平行線に終わり継続審議となった。
今後は、セパ両理事長の話し合いが行われる予定だが、セ、パのどちらかが折れないと結論は出ないのでないか。
当然自分は、交流戦削減には反対だ。
セは、土曜日にデーゲームができないと訳の分からない理由を挙げているが、日曜日なら話が分かるが、土曜日はデーゲームよりナイターの方が集客も良いはずだが。
金、土曜の連戦のあとの日、月の日曜開催ならデーゲームができないケースもあるので、これは日曜日のことを指しているのではないのか?
それよりも、今回の一番の問題はセの主張は短絡的で、プロ野球(NPB)全体を考えていないことを証明したことだ。
何故証明したかと言うと、セが言っていることは人気の巨人戦と阪神戦がないから観客が減る、巨人戦と阪神戦が増えれば観客数は増えて問題が解消すると思っているから(呆)。
言ってみれば、ホームチームのファンだけでは観客を確保できない、だから人気のビジターチームの動員力を借りて儲けようと露骨に主張しているに過ぎない。
勿論、儲けようとすることは悪いことではない。
ただセの主張は、結局のところ巨人戦と阪神戦のパイの食い合い。
これでは、巨人と阪神に依存しているだけであって、仮に交流戦を減らしたところで、プロ野球全体の観客動員数の改善にはならない。
観客動員数の改善で交流戦の削減を提案しているのに、こんな矛盾した話もない。
セは巨人と阪神に依存しないと収入が減ることのほうが問題なのに、これでは小手先に変えるだけなので、根っこの部分は解決したことにならない。
そもそも交流戦は、パが人気低迷の打開策として出してきたもので、セはそこに追随した形。
クライマックス・シリーズにしても、パが先にプレーオフを始め、セは真似をした。
来場者へのユニフォーム配布も福岡ソフトバンクが最初にやり始めて、巨人が露骨に真似をし始めたし、球場のテーブル席やファンクラブのポイント制導入なども千葉ロッテが開始し、これもセの各球団が取り入れたりして、パは率先して観客を増やそうと様々なサービスを実施しているのに、セは真似をしたりパに乗っかるケースが多い。
都合の良いことは真似をして、少し観客数が減ったら交流戦減らして巨人戦と阪神戦を増やせと要求しているようでは、セの各球団は自分たちの利益しか考えていないと思われても仕方ない。
あと首都圏の球団の話になるが、チケットショップの立場からすると、公式戦より交流戦の方がチケットの価格を高めにしても売れる試合が多い。
実際、巨人(東京ドーム)は交流戦の観客動員数のほうが公式戦より多いわけだし。
東京ドームの巨人戦の話をすれば、対阪神戦の次に売れるのは対ロッテとソフトバンク戦。
対日本ハム戦と西武戦も広島戦や中日戦と引けを取らないし、対楽天とオリックス戦の2カードが落ちるが、対ヤクルト戦と横浜DeNA戦と大差ない。
ヤクルト(神宮球場)と横浜DeNA(横浜スタジアム)にしても、対ロッテ戦とソフトバンク戦は売れるし、お客さんも入っている。
でもヤクルトと横浜DeNAからすれば、対巨人と阪神を少しでも多いほうがいいってことになるのか?
それから、中日、東京ヤクルト、広島、横浜DeNAの4球団は、公式戦1試合平均よりも観客動員数が少ないと言うが、交流戦開催時期はゴールデンウイーク明けと6月の梅雨にぶつかることもあり、元々動員が苦戦する時期でもある。
ある意味、交流戦があるから動員もさほど減らずに済む面もあるので、一概に比較はでききないはずだ。
いずれにしてもセのフロントは、目先のカネのことばかり考えないで、もっと長期的な視野で考え直してほしい。
そして、交流戦を削減するということは、ファンの意向を無視していることにもなり、自分で自分の首を絞める行為になると思うが。
チケット&トラベルT-1ホームページ(店頭&通信販売などの申し込み):03-5275-2778
Ticket_T1(チケット&トラベルT-1 ツイッター)
読売ジャイアンツ戦(東京ドーム)公式戦
5/17(金)18時 西武 指定席C 2階3塁 12通路10列 2300円→1000円※2連→売切れ、2階1塁 4通路19列、7通路15列 2300円→1000円※売切れ
5/28(火)18時 ソフトバンク 外野指定席ライト 58通路14列 2000円→1500円※残2連
5/29(水)18時 ソフトバンク 外野指定席ライト 56通路7列 2000円→1500円※残2連
指定席D席引換券 定価 1700円
5/17(金)18時 西武 600円※売切れ、18(土)18時 西武 700円※売切れ
5/25(土)18時 オリックス 600円、26(日)14時オリックス 600円※残1枚
5/28(火)18時 ソフトバンク 600円※売切れ、29(水)18時 ソフトバンク 600円※売切れ
6/5(水)18時 日本ハム 600円※売切れ、6(木)18時 日本ハム 600円
埼玉西武ライオンズ戦(西武ドーム) 内野指定席A 前売 3000円、当日 3500円
6/15(土)14時 横浜 1塁A43 18段 1700円※残2連
6/16(日)13時 横浜 1塁A43 17段 1700円※残2連
内野指定席B 定価 前売 2500円、当日 3000円
5/19(日)14時 阪神 1塁B71 18段 1750円※売切れ
5/22(水)18時 広島 1塁B73 9段 1500円※売切れ、23(木)18時 広島 1塁B73 9段 1500円※売切れ
内野指定席C 定価 前売 2500円、当日 3000円
5/20(月)18時 阪神 1塁A29 7段 1500円※売切れ
内野自由席招待券 定価 大人 前売 2000円 当日 2500円
5/22(水)23(木)18時 広島 1200円※売切れ
6/1(土)14時 ヤクルト 1200円※売切れ
6/12(水)13(木)18時 中日 1200円※売切れ
外野自由席 定価 大人 前売 1600円 当日 1800円
5/20(月)18時 阪神 ライト 1000円※残1枚
6/2(日)15時 巨人 ライト 1200円※売切れ、3(月)18時 巨人 ライト 1000円※残1枚
6/12(水)18時 中日 ライト 1000円※売切れ、13(木)18時 中日 ライト 1000円※売切れ
東京ヤクルトスワローズ戦(神宮球場)公式戦
外野自由席招待券 定価 大人 1500円 中止の場合予備日で利用可能
6/5(水)6(木)18時 楽天 900円
6/8(土)15時 日本ハム 1000円、9(日)15時 日本ハム 1000円
オリックスバファローズ ビジターチケット 1300円
巨人戦引換券のビジターチケット 5/25(土)18時 1700円※売切れ、26(日)14時 1500円※残2枚
内野自由席招待券 定価 大人2500円
5/17(金)18時、18(土)14時 日本ハム 1000円※売切れ
5/25(土)26(日14時 ロッテ 1000円※売切れ
5/28(火)29(水)18時 西武 900円※売切れ
6/5(水)6(木)18時 ソフトバンク 1000円
6/8(土)9(日)14時 オリックス 1000円