今年は日程の組み方がおかしい。
明らかに偏っている。
開幕戦から交流戦前(3月29日から5月12日)までの阪神戦の日程を見てみると、週末(金、土、日)にヤクルト戦が4回もあった。
7週あって4回とは、いかに偏っているのか分かる。
残りの週末は、横浜DeNAが2回、広島が1回と、巨人と中日戦の週末開催がない。
週末がないということは、平日(火、水、木中心)開催となり、巨人が3回、中日が2回、広島が1回。
反対に、ヤクルトと横浜戦の平日開催がない。
交流戦明けの6月21日から8月1日までも同様に偏っている。
週末は横浜DeNAが3回、広島が2回、この期間の週末は、横浜と広島としか対戦していない。
平日は中日が3回、巨人が2回、ヤクルトが1回となるので、平日は横浜と広島戦はなし。
8月2日から9月26日までは、週末は、ヤクルトが3回、巨人と中日が2回、広島が1回と今度は横浜戦の週末がなし。
その横浜DeNAは平日に3回、広島も3回、巨人と中日が1回となり、ヤクルトの平日がない。
つまり、今年のセ・リーグは一年間ずっと偏った日程となっている。
こうなると同じ対戦どころか、同じ投手同士の対戦も多くなる。
藤浪晋太郎は横浜DeNA戦に4回先発しているが、4回とも三浦大輔との対戦(藤浪の3勝1敗)。
8月に入り、巨人と中日戦に初めて先発したのも、7月まで週末に巨人戦と中日戦がなかったから(一度ローテ変更で巨人戦に投げる予定も、雨天中止となった)。
そのことを指摘した記事はこちら。
一部引用
「あれっ?また同じ対戦だ」と感じることが多かったペナントレース序盤だった。ファンの方も、同じような思いを持った人は少なくないはずだ。前の週にAチームと対戦したばかりなのに、今週もまたAチームとの3連戦。こんな「折り返し」となる日程が目についた4月と5月だった。
序盤、好調だった阪神のケースで見ると、特に週末のカードが極端に偏っている。4月12日からDeNA3連戦、その次の週はヤクルト、さらに4月26日からDeNA、5月3日からはヤクルト、次の週もまたヤクルトだった。開幕週もヤクルトだったから、阪神は金・土・日の週末をヤクルトと4回、DeNAと2回も対戦したことになる(残りは広島と1回)。
阪神と言えば、注目のルーキー藤浪が活躍しているが、彼の場合は日曜登板という形のローテーション。相手もまた同じようなローテーションで来ることになる。このため、藤浪は3度ヤクルト戦に先発し、その3試合とも相手先発は左の八木ということになってしまった。これだけ偏ると、ファンの期待に応える魅力的なカードの提供にはなっていないと言い切れる。プレーする選手も「またか」とマンネリを感じるものだ。
以上。
あと、ツイッターで広島のマエケン(前田健太)が巨人戦にあまり投げないで、阪神戦ばかりに投げるのはおかしいと言っている阪神ファンが多い。
確かにマエケンは、巨人戦が2試合先発し1勝0敗、阪神戦が6試合先発し4勝1敗。
しかし、ヤクルトと横浜DeNAにも2試合しか投げていないし(ヤクルトには1勝0敗、DeNAには1勝1敗)、中日にはまだ1試合だけ(1勝0敗)。
阪神ばかりぶつけるというより、今年は日程の組み方が偏っているのでしょうがないし、マエケンを批判するより阪神がマエケンを攻略すればいい話。
毎回同じようにやられる阪神打線と、マエケン対策をしない首脳陣に問題がある。
もっと言うなら、マエケンに八つ当たりするより、偏ったセ・リーグの日程を問題視するべきだ。
そもそもプロ野球の日程は、開幕戦を除きNPBが作成した日程原案を各球団の営業担当者が「日程編成会議」で修正して決めている。
当然、どの球団も集客が見込めるゴールデンウイーク、夏休み期間中の週末など開催したいが、そこは偏りがないようにバランスよく入れているはずだが、どうして今年はこんなことになったのか?
パ・リーグはここまで偏っていない。
となると、巨人の意向が重要視されているんじゃないかと、勘ぐりたくもなる。
その件は、また機会があれば取り上げる。
画像のプロ野球開幕カード観戦ガイド 2011、2013は売切れ
チケット&トラベルT-1ホームページ(東京・水道橋):03-5275-2778
http://www.t-1.jp/tk/
Ticket_T1(チケット&トラベルT-1ツイッター)
http://twitter.com/Ticket_T1
T1futami(T-1二見ツイッター)
http://twitter.com/T1futami
プロ野球開幕カード観戦ガイド 2011はカラー20ページ、2013はカラー24ページ。
最後に、8月9日、10日、11日の3日間は、週末なのに首都圏でプロ野球の試合が1試合もなかった。
その反動なのか、8月13日からの3連戦は首都圏で4試合、16日からの3連戦でも首都圏で4試合もある。
こちらも極端過ぎるというか、バランスが悪い。
やはり、組み合わせなど考えたほうがいいのでは?
読売ジャイアンツ戦(東京ドーム)公式戦
8/15(木)18時 横浜DeNA 指定席C 2階1塁 7通路14列 2300円→1000円※売切れ、指定席D 2階1塁 3通路20列 1700円→1500円※4連→売切れ
8/16(金)18時 中日 スカイシート5 2階1塁 4通路13列 2000円※2連→売切れ、指定席C 2階1塁 7通路14列 2300円→1000円※売切れ、指定席D 2階1塁 1通路2列、15列 1700円→1000円※売切れ
8/17(土)14時 中日 スカイシート5 2階1塁 4通路13列 2500円※2連→売切れ、指定席C 2階1塁 7通路14列 2300円→1000円※売切れ、指定席D 2階1塁 1通路4列 2000円※2連→売切れ、レフト巨人応援席 52通路14列 2000円→1500円※売切れ
8/18(日)14時 中日 外野ビジターチーム応援席 49通路7列 2500円※残4連、スカイシート5 2階1塁 4通路13列 2500円※2連→売切れ
8/28(水)18時 阪神 スカイシート3 2階1塁 3列 3500円※タオル引換券付→残2連、指定席D 2階3塁 13通路5列 1700円※残1枚
8/31(土)14時 中日 レフト巨人応援席 51通路18列 3000円※3連→売切れ
指定席D席引換券 1700円
8/15(木)18時 横浜DeNA 700円※売切れ
8/16(金)18時 中日 700円※残2枚
8/28(水)18時 阪神 800円※残4枚、29(木)18時 阪神 800円※売切れ
8/30(金)18時 中日 700円、9/1(日)14時 中日 800円
東京ヤクルトスワローズ戦(神宮球場)公式戦
外野自由席招待券 1500円 中止の場合予備日で利用可能
8/21(水)22(木)18時 巨人 1000円※売切れ
8/27(火)28(水)29(木)18時 中日 1000円※売切れ
8/30(金)18時 横浜DeNA 900円、31(土)18時 横浜DeNA 1000円、9/1(日)17時 横浜DeNA 1000円
内野指定席B 前売 2500円、当日 3000円
8/17(土)17時 楽天 1塁B67 12段 1200円※残2連、18(日)17時 楽天 1塁B69 11段 1200円※残2連
8/24(土)18時 ソフトバンク 1塁B65 11段 1500円※残2連、25(日)17時 ソフトバンク 1塁B65 9段 1500円※残2連
内野自由席招待券 前売 2000円 当日 2500円
8/30(金)18時 オリックス 800円、31(土)17時 オリックス 1000円
内野指定席引換券・株主優待券(事前引換可能) 最終戦まで 1600円
内野自由席B招待券 前売 2000円、当日 2500円
8/23(金)18時 ソフトバンク 1塁側 700円※残2枚
北海道日本ハムファイターズ(東京ドーム)公式戦
9/3(火)18時 ソフトバンク A指定席 1塁17通路31列 3500円→2000円※残4連
9/3(火)4(水)5(木)18時 ソフトバンク 内野自由席招待券 大人 2000円→1200円、外野自由席招待券 大人 1500円→900円
内野自由席招待券 2500円
8/20(火)21(水)18時 阪神 1200円※売切れ
9/3(火)4(水)5(木)18時 阪神 1100円※売切れ