やっぱり“T-1”は悪球打ちby23(フタミ)

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山田哲人のホームランボールをヤクルトファンの大人が、2席離れて子どもから横取り大騒動に 弁護士を使い都合の良いところだけ主張 子供だから絶対にボールを渡さないといけない、行き過ぎた論調

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冒頭の画像は、山田哲人のノボリ旗。

 

5月2日、東京ドームでの読売ジャイアンツ東京ヤクルトスワローズ戦で、山田哲人のホームランボールをヤクルトファンの大人が子どもから奪い取り、大騒動に発展。

この問題を中心に更新する。

 

画像は山田のノボリ旗と、2023シーズン東京ヤクルトスワローズのビジュアル(明治神宮野球場、外野スタンド入場ゲート付近)を1枚ずつ。

2022年神宮球場での東京ヤクルト対読売巨人戦を4枚。

 

2022年東京ドームでの読売巨人対東京ヤクルトを3枚、巨人対阪神と対福岡ソフトバンク戦を1枚ずつ。

 

5・30(火)「DRADITION 15TH ANNIVERSARY」後楽園ホール大会と、「新日本プロレス BEST OF THE SUPER Jr.30」のビジュアルを1枚ずつ、計13枚アップ。

 

まず何故大騒動に発展したのか、簡単に説明する。

 

6回表、ヤクルトの山田哲人がレフトスタンドに3号のホームランを放った。

 

ボールの落下地点付近にいた少年の元に、ヤクルトのユニフォームを着た男性が2席分横から入り込み、少年からボールを取り上げた様子がテレビ中継に映し出された。

 

この動画がSNSで拡散。

男性に対して批判が続出したわけだ。

 

さらに、強奪したと思われるヤクルトファンがツイッターで、

「なんか山田哲人のホームランボール 捕らさせていただきました」

とこんなこと書く必要などなかったのに、承認欲求が強いのかスワローズのハッシュタグを付けて、しかもご丁寧に写真まで公開してホームランボールを獲得したと報告。

 

これにより、このツイートを発見されて大炎上騒動に発展した次第。

 

 

この男性のツイッターのアカウントから、インスタ、フェイスブックのアカウントまで判明。

ヤクルトファンの本名、住所などの個人情報が特定され、顔写真がネットで拡散される事態に。

 

誹謗中傷が溢れかえったため、このヤクルトファンはツイッター、インスタ、フェイスブックのアカウントを削除した。

 

この問題、これで終わらなかった。

こうした騒動を受けて、5月8日、男性の代理人・中川素充弁護士がツイッターで、【「もっちー」氏への誹謗・中傷及び重大なプライバシー侵害に関する件】として、声明を発表。

 

渦中の男である代理人の弁護士の声明を要約すると。

 

「実際のところ、ホームランボールが手にあたりボールがバウンド、手すりに当たり、さらにバウンドしたところを最終的にキャッチしたので、横取りをした事実はありません。映像を確認してもらえればわかります」

 

「著しい誹謗中傷やプライバシー侵害については保存行為等を行っており、法的措置を検討しています」

 

誹謗中傷に対する注意喚起は置いておいて、呆れた主張を展開。

実際、この言い分には無理があり過ぎたため、火に油を注ぎ、さらに炎上した結果になった。

 

チケット&トラベルT-1ホームページ(東京・水道橋):03-5275-2778

http://www.t-1.jp/tk/

チケット&トラベルT-1 ツイッター  http://twitter.com/Ticket_T1

二見社長 ツイッター  http://twitter.com/T1futami

 

ツイッターのアカウントが「もっちー」という名前だったようだが、この人は自身のSNSアカウントで本名、居住地、顔写真などを公開していたようだ。

 

公開していたからと言って個人情報を晒したり、拡散していいのか、という話になるので、それについては論外。

明らかにやり過ぎなので、そこは弁護士としても争点にするのは分かる。

 

とは言え、そもそも自慢げに、「ホームランボールを捕った」とツイッターに投稿しなければ良かった話だ(それ以前に、席を離れてボールを横取りしなければ、という話になるが)。

本人がツイッターに投稿しなければ、個人情報を晒されることもなかった。

 

二見社長 Instagram(インスタグラム) futami19950823

https://www.instagram.com/futami19950823/

二見社長 ツイキャス https://ja.twitcasting.tv/t1futami

 

中川弁護士の声明で呆れたのは、ホームランボールを獲った経緯に関して、男性が少年から横取りしたというのは事実ではない、と都合の良いところだけ主張していた点だ。

 

ヤクルトファンの男性が、2席離れてボールを取りに行ったことが一番の問題ではないか。

弁護士の主張は、依頼人が席を離れてボールを取りに行ったことを無視したわけだ。

 

この男性が席を離れなかった場合、少年が取れた可能性が高かった。

 

日本野球機構NPB)や東京ドームは、「試合観戦契約約款」で禁止行為として「ボール等の追いかけ、その他理由の如何を問わず、他の観客に損害を及ぼしうる行為」と記載。

 

自席を離れてボールを取りに行くのは球場の規約で禁止行為になっている。

この男性は、規約違反になる可能性が高い。

 

違反をしている可能性が高いにも関わらず、自身のマナー違反の行動を棚に挙げて、しかも反省の言葉もない上、保身に走るのはどうなのか?

 

ただ映像を見る限り、少年(親子)も席を離れており、この親子もルール違反をした可能性が高い。

 

そういう意味では、東京ドームがファンに対して注意喚起や声明を出したほうがいいと思っていたが、自分が知る限り、そういうことをやっている様子がなかったので、主催球団の読売ジャイアンツと東京ドームが、そこはちゃんとやるべきだったのではないか。

 

それから、この男性が席を離れてボールを捕りに行った大人気ない行動を謝罪していれば、ここまで炎上しなかった。

 

弁護士を使って、横取り疑惑を否定した上に、自身の主張や言い訳をしたので、更なる批判の声が噴出し、大きな波紋を広げる事態となったのは否定できない。

 

少年もルール違反をしたのであれば、少年に渡す必要がなかったとしても、少なくとも東京ドームにはボールを返却するべきだったと思う。

 

その上で東京ドームから少年に渡してもいいし、もしくは一旦ヤクルト球団に渡して、山田選手から少年に渡す形でも良かった。

大の大人が、それが出来なかったというのは、何とも大人気ないというか。

開いた口が塞がらない。

 

最後に今回の騒動で一番気になったのは、相手が子供だから絶対にボールを渡さないといけないという、行き過ぎた論調だ。

考え方は十人十色なので、そこは違うのではないか。

 

一番大事なことは、ファンの皆がルールを守って楽しく観戦することだ。

そこを球団、球場、ファンが真剣に考える必要があったのに、その点についてあまり論じないで個人攻撃や集団リンチしたのは、情けない限りだ。

 

最近は叩ける人には徹底的に叩く、正義気取りの連中が増えたので、面倒くさい世の中になったな、と率直に感じる。

 

 

二見社長 フェイスブック  http://ja-jp.facebook.com/syachofutami

T-1激情&チケット  http://www.mag2.com/m/M0040916.html