阪神・西岡剛の守備妨害で終戦という、前代未聞の幕切れで終わった今年の日本シリーズ。
こんな後味の悪い日本シリーズは初めてだ。
西岡にはがっかりした。
がっかりというのは守備妨害をしたことよりも、言い訳をフェイスブック(以下、FB)に書いたことだ。
西岡本人は批判を受け止めると書いていても、あれでは見苦しい言い訳になる。
FB発信だと、結果的には同情を集めることになってしまう。
そもそも自分はプロ野球選手がSNSをやるのは反対している立場なので、最初の発信がFBというのはどうかというのもあるし、もし言いたいことがあるなら堂々とメディアを通じて発信すればいい話じゃないか。
メディアを通じて言わないと業界が繁栄しない。
確かにチームのためにギリギリの所で走ったというのは、理解できないわけでもない。
しかし、結果が全ての世界だ。
繰り返しになるが、FBで同情を集めるやり方はプロ失格。
女々しいだけ。
これだと中村紀洋と同じ。
大体サファテがアップアップの場面で、ボール球を振るわ、併殺コースの内野ゴロを打つわ、全ては西岡が悪いことになるが。
何故和田は、西岡に「待て」のサインを出さなかったのか?
メッセンジャーを責められない。
何度も無援護で負けた試合を観てきたので、気の毒だった。
結局、打てない打線と後手に回った和田采配に問題がある。
つまり、いつもの阪神に戻ってきた。
いつもの打てない打線に戻ってきた。
いつもの後手後手采配の和田に戻ってきた、ということ。
前に取り上げたが、クライマックスシリーズ ファイナルステージは、勢いと巨人の自滅で勝った。
学習能力ゼロ!原の自滅采配、阿部、坂本の体たらくぶりでCS4連敗終戦の巨人
ただ運も実力のうちなので、今の阪神は巨人に対抗できるだけの実力があると思う。
あとは選手個々の潜在能力を活かせるかどうかだ。
それにしても1勝4敗で終わったのは悔しい。
福岡ソフトバンクの方が強いと分かっていても、実際に負けると悔しいものだ。
負け惜しみではないが、例の守備妨害の場面で、西岡への判定を即アウトとジャッジする必要があったのか?
何が言いたいかというと、あれでは現地で観戦したファンは状況を掴めなかっただろう。
テレビで見ていた自分も、最初は意味が分からなかったし。
一度審判が集まって、協議の上で判定を下してからでも遅くなかったと思う。
逆にその方が納得できた。
日本シリーズという大事な舞台であるなら、なおさらのことだ。
これ以上書くと、西岡と同じで言い訳になるのでこの辺で。
今年の日本シリーズの良かった点は、再三書いてきたことだが、日本シリーズで大和の凄い守備が日本全国の野球ファンに伝わればいいと思っていたら、スーパープレーの連発だった。
あのスーパープレーは、神懸りというより大和しか取れない。
打撃の方がイマイチだと指摘する人もいるが、このシリーズで大和の守備だけで、7、8点防ぐことができた。
つまり守備で、打点7、8の価値がある。
あとは緊張感ある舞台に立てたことは、今後の財産になる。
来年はレギュラーシーズンを優勝し、クライマックスシリーズでも勝って、堂々と日本シリーズに出場して日本一になってほしい。
でも和田が監督だと無理か。
5戦やって本塁打ゼロとか、9試合連続ビジターで勝てないとか、負の記録を作ってしまったし。
なお、前回書いた過去11年でパ・リーグは日本ハム以外負けていない(つまりソフトバンクが日本一)、2位または3位のチームは全て日本一になっている(つまり阪神が日本一)というジンクス。
私的日本シリーズベスト3、92年西武対ヤクルト、93年ヤクルト対西武、08年西武対巨人
ジンクス継続は、日本ハム以外のパは負けない方だった。
画像は2014年9月17日 ヤクルト対阪神(神宮球場)、タイガース応援席。
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最後に恒例の雑談コーナー。
日本シリーズ第2戦のニッポン放送での江本孟紀氏と元ロッテの里崎智也氏のコンビによる解説があったが、これが中々面白かった。
第2戦はテレビの音声のボリュームを下げて、ニッポン放送のボリュームを上げたくらい。
特に里崎氏の分析、解説は分かりやすかった。
これなら解説者として食っていける。
あとエンディングが笑えた。
松本アナウンサーが「本日の解説は江本さん」と振り、江本「ありがとうございました」、松本アナ「ゲストは里崎さん・・・」と言った瞬間、物凄い音の雷。
沈黙が流れ、里崎「里崎です、ありがとうございました」、松本「これ雷ですよね」、里崎「雷ですよ(笑)」、松本「いやーびっくりしたな(一同笑)」と、凄い終わり方だった(笑)。
話を戻してロッテのOBは中々ラジオ解説をしないので、来シーズンも江本氏と里崎氏のコンビで解説をやってほしい。
もちろん、里崎氏ピンでも大歓迎。
それに比べ、第1戦のテレビ朝日のゲスト解説に呼ばれた巨人の阿部の方は酷かった。
アナウンサーが話しを振っても「そうですね」ばかりだったし、何を言いたいのか分からなかった。
日米野球 侍ジャパンvsMLBオールスターチーム(東京ドーム)
第2戦 11/14(金)18時 パノラマシート 2階1塁 6列(通路側) 4000円※売切れ、指定席C 2階1塁 26列(通路側) 3000円※残2連
第3戦 11/15(土)18時 指定席B 3塁 25列(通路側) 6000円※売切れ、指定席C 2階中央 15列 3000円※4連→売切れ、指定席C 2階1塁 25列 3000円※2連→売切れ、指定席C 2階3塁 26列(通路側) 3000円※2連→売切れ
第4戦 11/16(日)18時 指定席A(侍ジャパン応援ユニホーム付) 1塁 41列 9000円※残4連、指定席C 2階中央 27列 3000円※残2連
ジャイアンツ・ファンフェスタ 2014(東京ドーム)
11/23(祝)14時30分 外野席 レフト 13列 3500円※2連→売切れ