いつもチケットやグッズの情報ばかりなので、たまには純粋にプロ野球のことを触れないと。
純粋と言うより、昨日の巨人vs阪神戦で物議を醸し出しているラミレスの幻のホームランの件なんですが。
はっきり言って阪神ファンでトラキチであることを誇り持っている自分ですが、今回ばかりは憤りを感じています。
これで勝っても嬉しくないし、ルールに則って試合をする以上、アンフェアな行為に対していくら好きなチームでもそれに関しては認めたくないです。
昨日から色んなブログで散々議論されているので、これ以上書くとブログが炎上するので止めますが(ちなみにコメント欄は承認制です)。
それよりも今回の一件で疑問に感じているのは、あれを「神の手」などと見出しに出したマスコミです!
やってはいけないことを、やってしまったその行為に対して、正当化する風潮っておかしくありませんか?――
これでは、“やったもん勝ち”になります!
各スポーツ新聞を目を通しましたが、賞賛しているとしか思えない記事ばかりでうんざりしました。
いつの間にか、プロ野球までジャーナリストがいなくなったんでしょうか。
何故こんな事を書いたかというと、自分が深く関わっているプロレス界は、結局マスコミが提灯記事しか書かなくなって衰退していったので、ちょっと嫌な予感がするんです!
やっぱり、駄目なものは駄目だと書かないと、ジャンルとして発展しないです!
もちろん、代案を提示した上での主張をしないといけませんが。
例えば、こんなことが起こると、東京ドームはファンが乗り出して妨害できる可能性があるので改善をしないといけないし。
でも観戦したことがある方なら分かると思いますが、東京ドームの外野の最前列は凄く見やすいんです。
これは、横浜スタジアムも同様で、フェンスが高いので見下ろす形で最高なんです。
逆にファンスが低く、フェンスと客席に空間を作っている甲子園球場や神宮球場の最前列は意外と見にくいんです。
見づらいが、妨害する可能性はなくなるってことです。
元々、プレー中に外野フェンスをガンガン叩いたりするのを、黙認しているからこのような事が起こるんです。
あれは阪神ファンから見ても、マナー違反だと思いますし、あと、原監督が抗議している最中に「帰れ」コールに関しても同じです。
こういった色んなことを考えていかないといけないわけです。
その問題提起をマスコミがやらないでどうするのってことです!
妨害したファンのコメントを掲載するスペースがあるなら、そんなのはなくしてジャーナリストとしての意見を書かないとプロ野球は駄目になります!
球場では熱くなっていますが、冷静に振り返れば何が悪く、ではどこを改善していかないといけないのか、それを発信するのがマスコミの役目でしょうが。
伝統の一戦だからと言う気はないですが、間違いなく一番の影響力がある一戦だからこそ、範となる試合を、そしてフェアプレーでお年寄りから子供まで楽しめる試合を期待したいです。
いずれにしても、昨日の巨人vs阪神戦が、今シーズンの行く末を決定付ける試合にならないことを祈ります。
と、そんなことを思っていたら、今日はラミレスが逆転ホームランで巨人の勝ち。
敵ながらアッパレです!
やっぱり、野球はドラマですよ!
選手の生き様を体感できるし、そこに感情移入できるから面白いし。
だけど、最後は我らの阪神タイガースが実力で優勝すれば一番面白いという事で、はい。
要は、こんな事をしないで白熱した試合をして、実力で勝ち取って欲しいです。
そんな真剣なプレーに応援していきたいし、その当たり前のことをこれからも続けて行きましょう。
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