やっぱり“T-1”は悪球打ちby23(フタミ)

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日本シリーズは球史に残る読売ジャイアンツの酷さ 全力疾走しない坂本、丸 人気にあぐらをかいたツケ 2年連続独走を許したセ・リーグ5球団 福岡ソフトバンクはCSで煮え湯を飲まされた悔しさがあったからこそ今の強さがある

本題の前に極上の二見激情ブログの記事を紹介。

飲食店閉店相次ぐ 「まぐろ市場水道橋白山通り店」、JR水道橋駅西口前「PRONTO」、東京ドーム23ゲート横「銀蔵」「嘉賓」「い・か・金」3店舗全て閉店 格闘技界、北岡悟の器の小ささが露呈

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球史に残る読売ジャイアンツの酷さと、福岡ソフトバンクホークスが圧倒的な強さを発揮した。

日本シリーズ第4戦が10月25日、PayPayドームで行われ福岡ソフトバンクが巨人に4-1で勝利、昨季に続いて巨人に4連勝で4年連続11度目の日本一を果たした。

 

2年連続の4タテ勝利は、長い日本シリーズで史上初。

また2年連続の0勝4敗で敗戦したチームも史上初。

巨人は2013年の東北楽天との日本シリーズ第7戦以来、球団ワーストタイ記録の9連敗となった。

 

日本シリーズの第1戦が終わった後、「巨人が昨年に続きソフトバンクに4連敗した場合、本気でリーグ再編を検討するべき」とツイッターに投稿した通り、現状のままの日本シリーズでは、開催の意味がない。

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これはセ・リーグだけでなく、球界全体の危機と言っても過言ではない。

ここで改めて日本シリーズ第1戦~第4戦まで振り返る。 

画像は2019年・18年東京ドームでの巨人戦を3枚、18年巨人戦スカイシートのチケットを1枚、東京ドームでの福岡ソフトバンク戦(鷹の祭典2018)を1枚、野球殿堂博物館を2枚、計7枚をランダムにアップ。

 

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京セラドームで行われた日本シリーズ第1戦。

予想通り、丸佳浩が逆シリーズ男だった。

特に4回裏坂本勇人、岡本和真の連続四球で無死一、二塁の場面、丸の併殺は痛かった。

痛かったというよりも、あの凡退の仕方には白けた。

 

それにしても千賀滉大と菅野智之では、ストレートのキレ、スピード、質が全然違う。

千賀がMLBで通用するレベル。

菅野は2018年までがピークで、腰を痛めた影響か太り過ぎだ。

球威もなくなったし、今年はフォームを替えたのが成功したものの、レベルの低いセ・リーグだから勝てた。

 

巨人打線の層の薄さも感じられた。

石川慎吾や田中俊太が代打で出た時の絶望感。

田中なんか抑えの森唯斗が制球に苦しんでいるのに、初球を打ってピッチャーゴロで凡退。

そんな巨人に勝てないセ・リーグ5球団に、一番の問題がある。

 

昨年も書いたが、ソフトバンクデスパイネと抑えの森以外、締まった体型の選手が多い。

対して巨人は菅野、田口麗斗、今村、岡本、丸、中島宏之、とボテッとした体型が多い。

ソフトバンクは常に全力疾走しているが、巨人はキャプテンの坂本が1塁まで走らなかった(呆)。

これでは勝てるわけがない。

第1戦が終わった時点で、流れは完全にソフトバンク

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第2戦が始まる前に、「何で今村信貴が先発なのか?今村じゃソフトバンク打線には通用しない」と、ツイッターに投稿した。

こちらも予想通り、早くも初回3失点、2回途中で4失点で交代。

今村ではこういう展開になるのは分かっていたこと。

第1戦に戸郷翔征を中継ぎで登板させた時点で、後半戦の内容から見たら、第2戦の先発は畠世周、もしくはあまりプレッシャーを感じない外人(サンチェス)。

そもそも、なんで今季9勝を挙げた戸郷を中継ぎで投げさせたのか?

第2戦も中継ぎ、このあと第4戦も中継ぎで、3試合中継ぎで登板。

今村の第2戦の先発は、ホントあり得なかった。

原は何を考えているのか分からん(呆)。 

 

丸は相変わらず酷すぎる。

体が開いて全く打てる感じがしない。

あの勝負弱さは、短期決戦では無理。

スタメンから外したほうがよい。

 

気になったのは、甲斐拓也は何度もマウンドに行って声を掛けたりしていたが、大城卓三はほとんどやらなかった。

この辺も意識が違う。

 

理解できなかったのは、何故全試合、DH制を採用したのか?

例年の日本シリーズならパの本拠地での試合のみ導入されていたが、今年は巨人がソフトバンクの提案を受け入れ、コロナ禍による選手の故障予防などを目的に全試合での導入が決まった。

例年通り第1・2戦にDHを導入しなければ、レフトにデスパイネ、ライトはグラシアルにした場合、シリーズ男の栗原陵矢がスタメンから外れた可能性だってあった。

栗原がスタメンでなければ、第1戦菅野が栗原に本塁打を打たれることはなかった。

いずれにしても、DH制ではなければ栗原、デスパイネ、どちらかがスタメンを外れていたのは間違いなので、工藤公康監督の提案に乗った原辰徳監督がアホ過ぎるということだ。

工藤は原が受け入れると計算した上で、提案を申し入れたのであろう。

まさに策士。

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第3戦の前に、「巨人は打順を替えるのは勿論のこと、メンバーも総入れ替えする覚悟があるかどうか。ソフトバンクは左のムーア、和田毅が先発なので、右を並べ、打順は増田大輝、若林晃弘、坂本、岡本、ウィーラー、中島、丸、陽岱鋼炭谷銀仁朗。もっとも原が、ここまで替えるとは思えない」とツイートした。

本当にウィーラーを6番に上げた以外は、全く替えなかった(呆)。

打つ手なく負けるというか、負けに行っているとしか思えない。

巨人はソフトバンクに0-4、わずか1安打に抑えられて完封負け、3連敗で崖っぷちとなった。

 

原は頑固というか、固定概念に捉われている傾向がある西武の辻発彦監督と同じタイプ。

だからうるさい側近を切って、イエスマンで固める。

原なんか戦力を与えてられるから勝っているだけ。

 

酷かったのは、初回に先頭打者の吉川尚輝が、牧原大成のエラーにより無死2塁の場面で、松原聖弥が送りバントを失敗した場面だ。

シリーズの流れを変えられる可能性があったのに、それを活かせない。

この試合までノーヒットの松原を先発に起用した原が一番悪い。

 

その原は、左のモイネロに対して、左の吉川尚輝に代打が同じ左の田中俊太。

続けて左の松原に代打が同じ左の重信慎之介。

原は血迷ったのか?

そもそも陽など、右の代打陣をベンチに入れていない。

無能の上に無策。

 

両チームを比べると、無能な原、策士・工藤、と監督の差が歴然としている。

その上、チームとしての完成度が違う。

先ほど書いた全力疾走しかり、個々の能力が繰り返しになるが違う。

対策を練ったところで巨人は勝てない。

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第4戦で、やっと原が大幅に打順とメンバーを替えてきた。

若林、坂本、丸、岡本、ウィーラー、中島、田中、岸田行倫、増田。

短期決戦は調子の悪い選手を外すのは鉄則なので、その意味では原は決断が遅すぎた。

ただ陽は1試合もベンチ入りさせなかった。

もう戦力としてみていないんだろう。

 

やはり点を取らないと勝てない。

それ以前に先取点を取って、相手にプレッシャーを与える展開しないと勝負にならない。

打順とメンバーを替えたのが見事的中し、若林、坂本の2者連続の二塁打で先制。

その良い流れを切ったのが、やっぱり丸だった。

 

先発の和田が苦しんでいる状況で、あっさりポップフライを上げ、しかも1塁まで全力疾走をしなかった。

あれを見たらチームの士気が下がる。

丸は第3戦で、長谷川勇也がヘッドスライディングをしてアウトになって悔しがった姿を見ても、何も感じていなかった。

 

結局、原、坂本、丸を始め、昨年の教訓を全く活かしてしないし、勝利に対する執念が全く見えない。

根本的な問題が多々あると、感じた日本シリーズであったが、2年連続4タテを食らったので、原が辞めないのであれば、元木大介ヘッドコーチ、宮本和知投手チーフコーチ、どちらかが責任を取るべきだ。

 

巨人ばかり批判されているが、巨人だけが悪いわけではない。

責任は、2年連続巨人に独走を許したセ・リーグ5球団にあると思っている。

弱くても客が入るから(東京ヤクルトはその代表)、球団も努力をしないということを考えれば、ファンにも責任の一旦はあるのではないか。

人気にあぐらをかいたツケが回ってきた。

 

ソフトバンク以外のパ・リーグだって問題がある。

北海道日本ハムオリックスなんか、明らかに優勝する気がない。

千葉ロッテは下克上、下克上と煽る前に、46年間もレギュラーシーズンで勝率1位になっていないことを重く受け止めたほうがいい。

 

ソフトバンクは、2004年・05年(前身の福岡ダイエー時代)・10年と、クライマックスシリーズ(CS)で煮え湯を飲まされた悔しさがあったからこそ、今の強さがある。

 

なお、巨人を応援する気はさらさらないが、巨人をバカにしたり、巨人をバカにされたりするということは、その巨人に全く歯が立たなかった阪神をバカにする、もしくはバカにされるのと一緒なので、応援はしないが叱咤激励や批評をしてきた。

とにかく1つくらい勝ってくれよって話であったが、1つも勝てないまま2020年のプロ野球は終わった。

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