やっぱり“T-1”は悪球打ちby23(フタミ)

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プロ野球集客苦戦、コロナ前の2019年に戻るのは難しい 上限撤廃も1万人割れ頻出、西武低調、ビッグボス効果なし、旧態依然とした経営の巨人 観戦ブームは終わり

本題の前に極上の二見激情ブログの記事を紹介。

RISE155、154、150 パンフレット ぱんちゃん璃奈は支持できても菅原美優は共感できない 中井りんは過ちを認めたほうがいい 出しゃばる率が高い格闘家の両親の異常さ

http://t1gp23.blog.fc2.com/blog-entry-1457.html

最初の画像は、2022年4月9日のベルーナドームでの埼玉西武福岡ソフトバンク戦。

土曜日の開催にも関わらず空席が目立ち、観衆は収容人数の半分の15666人だった。

 

何度か取り上げてきたが、2022年のプロ野球は一部の球団を除いて観客(入場)の制限(上限)を設けずに3月25日に開幕した。

制限が撤廃されたのは、新型コロナウイルス感染拡大前の2019年以来3年ぶり。

だが、集客には苦戦を強いられている。

今回は集客に苦戦した件を中心に更新する。

画像は、最初の画像を含め14枚。

埼玉西武戦(2021年まではメットライフドーム)は2022年1枚、2021年3枚、神宮球場での東京ヤクルト戦は2022年1枚、2020年2枚、東京ドームでの読売巨人戦は2022年3枚、2020年1枚、東京ドームでの北海道日本ハム戦は2022年2枚、ZOZOマリンスタジアムでの千葉ロッテ戦は2021年1枚、計14枚をランダムにアップする。

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コロナ前の2016年から2019年までの4年間は満員御礼続出で、空前のプロ野球観戦ブームと言っても過言ではなかった。

実際、2016年から19年までの観客動員は4年連続で過去最高を更新。

2019年シーズンは、1試合平均の入場者は3万929人を記録した。

 

ところが2020年と2021年は新型コロナウイルスの影響で、無観客試合や収容制限有りの試合が続き、2020年は6699人に落ち込み、2021年も9138人にとどまった。

今シーズンは新型コロナウイルス感染対策による観客制限が撤廃されたので、満員の観衆が入ると期待した関係者も多かったはず。

しかし、客入りは伸び悩んでいる状況だ。

1万人を切る試合が頻出している。

 

二見のインスタを見ている人ならご存知かと思うが、4月26日から28日まで、3日連続で東京ドームでの北海道日本ハムオリックス戦を観戦。

 

インスタ 二見社長 futami19950823

https://www.instagram.com/futami19950823/

北海道日本ハムファイターズは、札幌ドームに移転後も定期的に東京ドームで主催試合を行っており、近年は5~6試合開催してきた。

だが、今年は3試合のため、4月28日で早くも今年の東京ドームでの北海道日本ハム主催試合は終了。

 

3試合しかない上に、ビッグボスこと新庄剛志監督の就任による効果でそこそこ入るのかと思いきや、4月26日21552人、4月27日15329人、4月28日21014人、と寂しい入りだった。

26日が一番多くの観衆が集まったのは、男性11人グループ「INI(アイエヌアイ)」の始球式目当てで女性ファンが動員されたため。

ビッグボスが動員に貢献したわけではないので、ビッグボス効果はあまりない。

本拠地の札幌ドームでは、東京ドーム以上に客入りに苦戦していた。

本拠地開幕戦こそ20868人と2万人超えであったが、その後は2万人超えは1試合もなし(本拠地札幌ドームの話)。

 

現時点で1万人を下回ったのが3試合もあり、千葉ロッテ戦の4月5日9133人、4月6日7953人、東北楽天戦の4月8日9854人。

3試合とも平日であるが、土日でも苦戦している。

東北楽天戦の4月9日土曜日は13994人、10日日曜日は12141人、福岡ソフトバンク戦の24日日曜日は12853人。

 

こうしてみると東京ドームではまだマシだったが、実際ビックボスが露出しまくった効果なのか、女性ファンが目立ったのは確かであった。

一番低調なのは、埼玉西武ライオンズだ。

ベルーナドームで行われた3月25日の開幕戦(オリックス戦)は、22646人と満員には程遠い数字。

同じくオリックス戦の3月27日日曜日は15655人、東北楽天戦の4月24日日曜日は14901人。

収容人数の半分程度。

1万人を切る試合も頻出しており、4月8日福岡ソフトバンク戦は9502人、千葉ロッテ戦の4月19日7241人、20日7261人、2日続けて7000人台にとどまった。

 

日本ハム、西武とパ・リーグの球団を紹介してきたが、セ・リーグの球団も苦戦している状況だ。

明治神宮野球場が本拠地の東京ヤクルトスワローズは、1万人割れこそないが(最低は4月5日の13273人)、入りは芳しくない。

 

読売巨人戦の本拠地開幕戦は21434人、7割程度の入り。

同じく巨人戦の3月30日は16011人、31日は15742人。

土日も満員にならず、横浜DeNA戦の4月2日土曜日は20104人、阪神戦の4月24日日曜日は16091人。

燕パワーユニホームプレゼント試合では、2試合とも満員にならなかった。

中日戦の4月6日は18051人、7日は18036人、6割の入りで、コロナ前までなら考えられない数字だ。

 

東京ドームが本拠地の読売ジャイアンツも低調。

対中日戦の開幕戦こそ38156人と満員だったが、4月8日東京ヤクルト戦は24136人、広島戦の4月19日24554人、20日24580人、21日24049人、6割の入りだ。

画像を見ても分かるように、レフト巨人応援席はガラガラだが、ビジター応援席はカープファンで密。

そもそも巨人ファンは、外野指定席ライトも埋められない。

それでいて、未だにレフト巨人応援席は5ブロック。

意味が分からない。

 

これはお客さんから聞いたが、PayPayドームでの福岡ソフトバンクは左中間スタンドの売れ行きによってビジター応援席を増やしたり、増やさなかったりしているそうだ。

巨人もそれを取り入れればいいが、何しろ12球団の中でも最も融通が利かない球団だから実行するわけがないか。

柔軟性がない上に、旧態依然とした経営だ。

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影響が少ないのは、阪神甲子園球場が本拠地の阪神タイガース

現時点で平均が35253人と12球団トップ。

また、伝統の一戦阪神対巨人戦は、4月16日40354人、17日41175人、4万人を超える盛況ぶりだった。

4月21日までの平均観客数は、コロナ前のシーズンの3割ダウンの約7割。

なぜ、客入りが戻らないのか。

大きく三つの理由があると思う。

 

一つ目は、まだ新型コロナウイルスの感染状況が終息していないので、不安視する人が多くいることだ。

2020年と21年は前後、両隣と1席空いていたので安心できたが、北海道日本ハムを除いて、間隔を空けて販売せず(ソーシャルディスタンス席)、制限なしにしたのも大きい。

様子を見てから判断するという人は、球団関係者が思っている以上に多い。

 

二つ目は、コロナ対策のため声を出して応援できないことだ。

特に外野席では、声を出して応援できないのであれば、テレビやネットで観戦した方が良いと思う人がこれも一定数いる。

確かにプロ野球の応援は文化になっているので、応援ができないと一体感が損なわれている側面があるのは否定できない。

手拍子中心の応援スタイルでは、満足できないってことだろう。

 

三つ目は、実はこれが一番重要でないかと思うが、コロナにより収入が大きく減ったり、失業した人達が沢山いる点だ。

収入が減れば、当然娯楽に使う費用を減らす。

また、将来を不安に感じ貯金に走る人もいるだろう。

この三つの層のファンが来なくなったことが、集客に苦戦するようになったと見ている。

 

では、コロナが収まれば、声出し応援ができたら、お客さんは戻ってくるのか?と言われたら、そういう単純な問題ではないと感じる。

一度離れるとそう簡単には戻ってこない。

 

空前のプロ野球観戦ブームは終わり、コロナ前に戻るのは難しいのではないか。

それとこの期に及んで、まだプロ野球関係者、フロントはあぐらをかいている印象が強い。

勘違いし過ぎ。

ここまで来ると、手痛いしっぺ返しを食らわないと分からない。

映像配信など、入場収入以外の方法の収入源確保を考えないといけないが。

フェイスブック 二見社長  http://ja-jp.facebook.com/syachofutami

T-1激情&チケット  http://www.mag2.com/m/M0040916.html